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2021年03月07日

太陽Hα別処理法を試す

観察中の薄雲通過はよくあることだが、瞬撮1枚撮りなら雲通過時を避ければ済むものの、動画撮影では影響を受け、コントラスト低下だけでなく画像に濃淡ムラが生る。雲が厚ければもろに影響を受ける。で、なるべくその影響を回避する処理法がネットで紹介されていたので試してみた。>今回試したのは3/4の太陽Hα像。以下、今回の処理画像(A)、前回の処理画像(B)の順に掲載。以下、備忘録です。
↓3/4太陽Hα(A)カラー1↓

↓3/4太陽Hα(B)カラー1↓

↓3/4太陽Hα(A)白黒↓

↓3/4太陽Hα(B)白黒↓

↓3/4太陽Hα(A)カラー2↓

↓3/4太陽Hα(B)カラー2↓

いずれも(B)画像の方は拡大表示すると横縞が目につくようになる。(A)の方はステライメージ段階で軽く「画像復元」を施してある。DenoiseAIでも行けるかもしれない。スタック基準箇所やAPの当て方が改善に功を奏したのではなさそう。今回の元画像はさほど雲通過の影響が無いものだったので大きな効果と感じられなかったが、雲通過というか雲越しということであっさり諦めること無いかも?と思う。
北東部等倍(B)白黒

北東部等倍(A)白黒

北東部等倍(LumixG7)

北西部等倍(LumixG7)

北西部等倍(A)

北西部等倍(B)

南東部等倍(A)白黒

南東部等倍(B)白黒

南東部等倍(LumixG7)

南西部等倍(LumixG7)

南西部等倍(A)

南西部等倍(B)

3/4は薄雲越しではあったがスタックエラーを起こすほどでは無かった。ただ、今までやっていたようなAPサイズを大きな200で行うとスタック後に背景ムラを起こすので、サイズ200のAPを1か所にしてムラを抑えていた。ただ、これだと解像度が落ちる?懸念があった。
提示された方法ではスタックの基準は惑星のようにポイントではなく面を用いてポイントを本体縁に当て、APサイズは48の小さなものにすることだった。この方法に従い基準を太陽面左下縁近くに当て、48サイズの小さなAPにして(総量約3000余)スタックした。何だか未だ問題ありそうな気もするが、取り敢えずスタックエラーもムラも発生はしなかった。以上、備忘録として残します。
【データ】FireCapture v2.7 01 BETA Settings
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Observer=Kenji Yoshio/Location=Takaoka_City/Scope=LUNT60THa
Camera=ZWO_ASI178MM/Filter=L/Profile=Sun_Halpha
Date=040321/Start(UT)=021001.071/Mid(UT)=021010.073/End(UT)=021019.075
Duration=18.004s/FramesCaptured=553/Filetype=SER/Binning=1x1
Bitdepth=14bit/ROI=2200x2080/ROI(Offset)=216x0/FPS(avg.)=30
Shutter=1.632ms/Gain=100(19%)/Brightness=10/Gamma=55
USBTraffic=80/Histogramm(min)=9/Histogramm(max)=4082
Histogramm=99%/Noise(avg.deviation)=n/a
eADU=0.290/Sensor temperature=33.1°C
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<龍吉>!(^^)!今回の試行で後処理の仕方で回避できそうな場合もある?と思い直した。(^_-)-☆
<はな>=^_^=雲越しだとムラの他にコントラスト低下もつきまとう。スッキリ晴れれば問題ないがニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uムラがないだけでも処理段階で無理が効くようになる。今後も精進していきたいワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 15:32| 太陽系・月 | コメント(0)

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