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2021年04月14日

おおぐま座系外星雲M81,M82

4/10深夜〜4/11未明。SN2021hprに続き、近くのおおぐま座系外星雲M81,M82をを狙った。↓M82↓(長辺方向トリミング)いずれも画面上が北方向

【データ】M82/2021年4月10日24時28分〜(120秒9枚)/EOSkissM(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/C11+0.75RC(fl=2100mm)/NJP赤道儀@自宅星見台HANA
↓M81↓

【データ】M81
2021年4月10日24時3分〜(120秒10枚)/他は上と同じ
M81とM82は同じ銀河団を形成していて見かけの方向も近いのでfl=1m程度であれば同一写野に両者を並べ1枚に収めることが可能。↓
---------- 昨年3/13未明に撮影したM81(下)とM82(上)再掲載----------

この2つの系外紫雲は約15万光年しか離れていないという。およそ数千万年前、両者が接近遭遇した際にM82がM81の重力の影響を受けてスターバーストを起こし変形したとされる。M81は我が銀河系よりは小さいとされ、M82は中心部が不規則型系外星雲。
【データ】M81,M82/2020年3月13日0時34分〜(60秒30枚)/EOSkissM(ISO1600,RAW-TIF)/BKP200反射+コマコレ(fl=800mm)/NJP赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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↓今年3/18,アトラス彗星(C/2019Y4)が近く(離れていくところだが)を通り過ぎた↓

【データ】M81,82とC/2019Y4/2020年3月18日21時21分〜(60秒90枚)/EOS6D(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/WO-Star71(fl=350mm)/LX200赤道儀ステラショット制御STVガイド@自宅星見台HANA
同一写野に収めることのメリットとして、撮影時間に無駄が省ける。=上2枚のように別々に撮ると2倍の時間(上の場合20分×2)が必要になるが、1枚に収めると半分(同、20分)で済ませることが出来る。
デメリットは、両者を1枚にすると画一処理が難しくそれぞれに適した何らかの工夫が必要。一般的に天体望遠鏡の中心部は一番光学的精度の高い部分であり、周辺になるほど諸収差の影響が出る。せっかくの中央良蔵範囲に目的天体を置かず、両方入るからと周辺に2天体を並べるのは如何なものか?ということもある。※対してカメラレンズは周辺収差も考慮して良蔵範囲を広くしてあるが、それでも写野中央の方が有利と思う。
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<龍吉>!(^^)!春は系外星雲が見頃。春分過ぎて次第に夜の時間が短くなるのが残念ではあるけれど。(^_-)-☆
<はな>=^_^=今回は星の自動ガイドが安定していた。スッキリ星が点に収まると望遠鏡性能が発揮できるニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U望遠鏡の良像範囲は狭いけど目的天体を中央にもってくれば解決=目的を1天体に絞ることだワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 10:09| 星雲・星団 | コメント(0)

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