<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2021年05月24日

5/26皆既月食に向けて

5/26皆既月食が間近に迫ってきた。ということで、月のテスト撮影。満月なので解像度の追求よりも欠け具合と色合いを優先させて、望遠鏡直焦点&デジ一眼連写で臨もうかと考えている。↓ひとまず、10cmED屈折望遠鏡で連写した。
↓月齢11.7の月↓(ノートリミング)

↓同、トリミング画像↓

↓同、横に数枚並べてみたもの↓

欠けていく途中と皆既中、復円する途中の最低3枚(できれば5枚)で地球の影を示そうと考えているが、果たしてそううまく行くか否か?余裕があれば、広角レンズによる月食の始まりから終わりまでを1画面に並べた画像も考えている。(下画像参照↓)
当日の天気がカギ。今回の皆既月食は月が東に上り始める頃には既に月食が始まっている。なお、月食は見える位置(高度方位)に違いはあるものの、月の欠け方(月食進行時刻)は全国どこも同じになる。
【データ】月齢11.7/2021年5月23日22時29分(1/200秒26枚)/富士X-E1(ISO400,JPG)/VixenED102s(fl=900mm)/AR-1赤道儀@自宅前
---------- ★参考★6年前4/4の皆既月食から★ ----------
↓皆既前、皆既直後、皆既後の3枚で本影を出したもの※

※基準や計算に基づくものではなく、ただの山勘合成ですm(_ _)m※
【データ】2015年4月4日20時22分、21時09分、46分(1秒、6秒、2秒、3枚合成)/富士X-T1(ISO800,RAW)/Mead178MC+0.63RC(fl=1700mm)直焦点/ビクセンSXD赤道儀@黒部市吉田科学館前広場
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
食の始まりから終わりまで※約3時間を広角レンズで多数枚撮って1枚に合成したもの↓

終始雲に阻まれていたことが分かる。特に、皆既時間中(20時54分〜21時06分)は雲に完全ブロックされ途切れてしまった。※また、皆既後は雲の隙間が徐々に無くなり、食の終了まで撮影できなかった。
【データ】2015年4月4日18時50分〜21時48分(1秒露光、1分間隔×約170コマ比較明合成)/ニコンD700(ISO400,JPG)/Nikkor28mm,F2.8→F4/三脚固定@黒部市吉田科学館前
-------------------------------------------------------------
<龍吉>!(^^)!今回の月食は夕方月が上り始める頃から始まり、食の最大は20時台なので、観察にはとても都合が良い。(^_-)-☆
<はな>=^_^=問題は当日の天候。全国的に梅雨入りが早まっているのが少し気になるニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U場合によっては雲間からの観察になることも考えられるが何とか記録に残したいワン▽・。・▽

HomePage(Nifty)(NSK)すたーりぃないとはなのWeb天文台Twitter

投稿者:龍吉at 17:11| 太陽系・月 | コメント(0)

◆この記事へのコメント:

※必須