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2022年02月01日

StarNetV2GUI試用(M1)

2月初日の太陽観察は業務とタイミング合わずアウト=2/1欠測>以下、マニアックな内容になるので、掲載画像(上2枚、昨秋撮影したM1カニ星雲)閲覧だけで結構です。(-_-;)
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FaceBook天文系Groupのネット情報からStarNet++がVersion2となったことを知り、早速導入&試用してみた。(Windows単体版Starnetv2GUI_Win.zipをDL後、解凍・展開で導入できる。無償)試用対象は昨秋に撮影した、おうし座のM1(カニ星雲)↓
↓M1(カニ星雲)↓(最終処理画像)↓

↓同1↓(元画像)↓

↓同2↓(星抜き画像)↓

↓同3↓(恒星画像)↓

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一番大きな改善点はGUIに対応したこと。
従来はStarNet++のあるフォルダで「Shift」キー+右クリックで「Powershellウィンドウをここに開く」を選択し、現れた窓でキーボードからコマンド+ファイル名を入力という、かつてのDOS時代の方式で、予め処理用ファイルを同じフォルダに移しておくとか面倒だった。が、今回GUI対応したことにより、とりあえずexeファイルを実行させた画面から処理したいファイルを任意の画像フォルダから指定できるようになった。(Windows環境でお馴染み、ごく普通の方法&手順。※exe実行ファイルのショートカットとか、タスクバー登録しておくと便利※
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改善2つめは処理速度の向上。
従来がゆったりした晩餐程度とすればV2は朝食程度(※食パン&コーヒー程には速くない)
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改善3つめは処理画質の向上。
従来は、食事後のご飯茶碗に残った飯粒の如く星像残りがちだったのが、あまり飯粒が残らなくなった。(笑) 強調処理すると、残っている星像にも影響を与えるので極力星が残らない方が有難い。>[画像2]参照
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私的にはGUI対応が一番有難く感じる。凄く利用し易くなった。
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誤解の無いよう書いておくが、StarNetはあくまで星抜き画像を簡単操作で作成するためのツール。>星抜き画像を作成したら、フォトショップとか別の画像処理ソフトを使ってこの星抜き画像[2]と、元画から作った星画像(普通は星像をあまり目立たないようにする[3])を比較明などで1枚に重ねる。
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【元データ】M1/2021年10月3日1時30分〜(60秒16枚)/ASI1600MCC(-5℃,Gain480,Gamma50,Shutter60sec.FTS-TIF)/C11+0.75RC(fl=2100mm)/NJP赤道儀ステラショット制御@自宅星見台HANA
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<龍吉>!(^^)!GUI対応となったことで旧来のものとは行って来るほどの差を感じ、メチャ快適になった(^_-)-☆
<はな>=^_^=手軽に星抜き画像を得られることで、星雲部分に限った調整が可能になるのは有難いニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U恒星も同じように強調処理されることを避けるためには有用なツールと思うワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 22:14| 星雲・星団 | コメント(0)

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