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2023年05月25日

SN2023ixf in M101

5/25未明のSN2023ixf in M101(回転花火)
5/25未明、板垣公一さんが今月19日に発見されたM101(回転花火銀河)の超新星SN2023ixfを狙った。M101は暗くなる頃には観察し易い位置にあるが、曇っていたのと月明かりをなるべく避けるため深夜まで待った。深夜になり、月明かりの影響は減ったが雲越しの状況改善せず、日付替わってからようやく雲の影響が減った。
DSSでスタック後、SI9で横着時短処理したもの↓

想像していた以上に明るい。これなら小口径望遠鏡でも捉えられそう。SKY-MAP.ORGを元に近くの目ぼしい星に等級を入れてみた。↓

どうやら10等台に入っているのではないか。発見時は15等(14.9等)ということだが、さらに4等分増光したことになる。
↓雲越しに捉えた頃の元画像↓

※この画像は逆像(南が上)表示=超新星は画面右上※
画面右上にSN2023ixfの点像が写っているが、M101中心部が微かに分かる程度で判然としない。
↓同、その時のステラショット画面↓

今回は主砲BKP300ニュートン反射望遠鏡(fl=1500mm)を使用した。これだけ明るいなら口径6cm程度の望遠鏡かカメラレンズでも写ると思われる。
↓撮影中のBKP300反射↓

↓同、自然光のみで撮影↓

↓同2,ルーフ内部から↓

↓同3,ルーフ外から↓

BKP300頭部がルーフから飛び出ている。
いずれもiPhone12で撮像:暗闇性能の進展には驚くばかり。現行品はさらに性能アップしているものと思う。感度向上と暗部ノイズが改良されているものと思われるが、価格も高そう。次に買い替えるとすれば中古品で済まそうと思う。(-_-;)
【データ】2023年5月25日0時18分〜(60秒20枚)/ASI533MCp(ー10℃,Gain480,FTS→TIF)/BKP300N反射F5(fl=1500mm)/EQ8赤道儀放置追尾@自宅星見台HANA
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<龍吉>!(^^)SN2023ixfがこんなに増光しているとは思いもしなかった。発見時から4等分も明るくなっている。(^_-)-
<はな>=^_^=発見される前はもっと暗かったと思うので、正にいきなり星が現れたと同じだニャー≡^・.・^
<ソラ>U.゚ω゚U今月に入りM51に望遠鏡を向けたことがあったが、M101にすれば良かったワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 23:53| 星雲・星団 | コメント(0)

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