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2023年10月21日

東天低空限定横着半自動連続撮影試行実験

半世紀ぶりの天文ガイド誌掲載の褒美(←身勝手な言い訳(笑))として注文したSeeStarの到着は冬になる見通し。→ということで、手元にあるFS60CB望遠鏡とGPD(SynScan改)赤道儀を利用した表記試行実験の経緯=覚書(1)StellaShotの自動導入は微動モードにする。
↓ばら星雲↓


↓この元画像(トリミング無し)↓

↑標準モードによるもの↑速く目的天体へ自動導入&導入補正するが、見た通り右やや上に写野中心がズレている。→なので、微速度併用導入にチェックを入れる。やや時間を要するが正確にど真ん中へ視野導入してくれる。↓撮影時のステラショット画面↓オリオン星雲がど真ん中↓

画面右端に目的天体の自動導入・導入補正→自動撮影予約(感度、画質、露光時間、撮影回数を指定)する。→次の目的天体予約、、「開始」ボタンを押すことで、上から順に予約処理を行う。=設定窓がある。
↓上で撮影した画像の処理画像:M42オリオン星雲↓

※StellaShotは導入補正時に試写を行う。この時、雲に阻まれるなどして星が写らない試写結果から写野方向を割り出せないのでエラーとなり自動補正無しで次の撮影ステップへ進んでしまう。
◇試行実験場所のようす◇@東向きベランダ◇

↓同2↓(ベランダ外側から撮影)野鳥除けの網が邪魔になる

↓同3↓昼間や曇雨天で使用しない時は合羽を着せて放置↓

◇北極星が見えない箇所での私的極軸合わせの覚書◇
※地上風景などで、予め望遠鏡方向とファインダー方向は一致させておく※
→赤道儀の極軸高度目盛指標をみて設置個所の緯度に合わせる。(赤道儀台座は水平にする)
→凡そ極軸方向を北方向にする。(スマホで合わせても良いが、凡そで良い)
→望遠鏡の向きを北極向きにする。(SynScanの場合。ビクセンは、西向き水平??)
→赤道儀制御ソフトを立ち上げる。(起動時アライメントは一切行わない)
→実際に見える明るい星を目的天体に指定し、自動導入ボタンを押す。
→(a)目的天体がファインダー視野の中心に来るように、赤道儀台座を水平方向に動かす。
※赤道儀のRA,DEC制御モーターは使わない。
→(b)RA軸クランプ緩めてファインダーの目的天体(星)が視野中央に来るように合わせる。
※緯度(極軸高度)は予め1度内外の精度で合わせてあるのでいじらない。それよりも恒星時=初期設置の垂直ズレが大きい。
→(a)、(b)を2度3度繰り返して、ほぼ視野中央に目的天体(星)が来るようにする。
野外でも曇天などで北極星が見えない時に、このような方法で据え付けることができる。※ただし、fl=500mm内外、30秒程度の保証→正確には東西方向の星のズレで極軸高度を、南中方向の星のズレで極軸方位を追い込む必要がある※
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<龍吉>(-_-;)これは、赤道儀の制御ソフトの精度をある程度信頼することで、極軸が多少ズレていても赤道儀自体は目的天体に向いている筈、との確信に基づくもの。・(^_-)-
<はな>=^_^=ベランダの場合、視界が遮られ、北極星はもちろんのこと視界が効かないので、それに対処するため苦肉の策ニャり≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U近頃は制御ソフト自体に極軸修正プログラムが備わっているが、ベランダの狭い視界では指定する基準星が見えないことも多いワン▽・。・▽


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投稿者:龍吉at 23:52| 星雲・星団 | コメント(0)

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