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2024年01月06日

1/4-5流星カメラ(北&天頂)

■■令和6年能登地震により被災された方々へ心よりお見舞い申し上げます■■
雪国に住む者にとって正月4日の四分儀(りゅう座)流星群は殆ど記憶になく馴染が無い流星群である。自分の場合、約10年前、青く明るくなり始めた空の北から天頂付近を南へ通り過ぎた火球クラスを目撃したのが唯一の経験。確か、雪雲混じりの隙間、雲越しに飛んだのを見て、流石に三大流星群!と驚いた記憶があるだけだ。
珍しく今年の四分儀群はひと晩中晴れに恵まれた。とはいえ、寒い冬空を眺める気力全くなく目視観察は諦め、5台のAtomcam監視カメラに任せ、翌朝目覚めてから画像解析に取り掛かった。とりあえず北向きカメラと天頂向きカメラが捉えた映像を載せる。↓
↓北向きカメラが捉えた流星たち↓

↓同、流星出現時の2秒ショート動画を繋いだもの↓

↓天頂へ向けたカメラが捉えた流星たち↓

↓同、流星出現時の2秒ショート動画を繋いだもの↓

※いずれも多くの流星を捉えているが、四分儀群では無い散在流星が多く含まれていると思われる。ひと晩約9時間の撮影コマ(毎分1ショット計約500〜600枚)を1枚にしているので、ひと晩で写野が3分の1回転ほどしている。/(空が暗く星が良く見えるなど)観察条件さえ整えば散在流星も含めそこそこ流星をカウントできることが分かる。
【データ】2024年1月4日20時〜5日6時(日時は画像右下表示)/Atomcam2(北方向),AtomcamSwing(天頂方向)/CMOS,白黒モード1920x1080HD,15fps,MP4)/レンズfl=2.8mm,F1.6(120°) /@自宅前及び星見台脇
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<龍吉>(-_-;)本文にも書いたが、四分儀座流星群をひと晩中監視できたのは今回が初めて。・(^_-)-
<はな>=^_^=それにしても実際に目視観察しなかったのが悔やまれる。ただ、この時期はとても寒くて外へ出るには相当な覚悟が必要ニャり≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uオイラなら寒いの全く気にしないので冬の寒空は気にならない。ただ、視力が丸出駄目男なのが問題だワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 23:48| 彗星・流星 | コメント(0)

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