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2008年07月09日

10cm屈折簡易赤道儀

【「星より器材」な話題】
デジ一眼(コントローラ)とオートガイダー、お気楽ノータッチ機TG-SD導入後、シャッターを切った後はぼんやり星空を眺めることが多くなった。
★ちょいと星見用に便利な器材はないか?★
で、先ずは双眼鏡=当初はビクセンのアスコット10×50を多用していた。
しかし、手持ちできるとはいえ重くて面倒になり、近頃はもっぱら今春導入したワイドビノ28である。
が、やはり双眼鏡では物足りない=撮影中は望遠鏡で星を見たいという気持ちが抑えきれない。
で、遊んでいるボーグ製10cmアクロマート屈折鏡筒を再び持ち出すことにした。
#このボーグ鏡筒に合う架台は....
いろいろ考えた末、中古大型三脚+ミザール製微動経緯台となった。
★ボーグ10cmアクロマート on MIZAR経緯台(簡易赤道儀?仕様)
Mizar_7080958ux
水平設置(=経緯台)が本来の使い方だが、水平軸を北極星方向に向けて簡易赤道儀にしてみた。
★微動経緯台部分
Mount_7080961x
水平(RA)微動部は360度OK/垂直(DEC)微動部は170度OK
(いずれも微動ノブ1回転で4度。水平・垂直ともにクランプ付き)

★試運転ファーストライトは梅雨空雲間のうしかい座付近
Skyandtele_7080962ux
2008年7月8日22時30分頃(バルブ2分露光+内蔵ストロボ)
E-410(ISO800,NR,JPG)/Zuiko-D14-42mm(→F4)
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実は、ボーグには純正SW赤道儀セットがある。
↑現物を知らないので同赤道儀と比較できないが、観るだけなら遜色ないように思う。
なお、ミザール取説によると、搭載能力は3kg程度まで..となっている。
↑プラスチック鏡筒(この10cmは掟破りのプラ鏡筒=笑)だから軽量とはいえ、対物が10cmもあるため明らかに積載オーバー。
しかも経緯台を傾けただけの簡易赤道儀なので、ある程度のふらつきは覚悟していた=望遠鏡に触れると案の定ビリつくが、望遠鏡に触れずにそっと見れば揺れやビリつきは気にならない。
ともあれ、当分これで撮影中の暇つぶしをしようと思う。

投稿者:Ken28at 23:29| 道具・ものづくり | コメント(0)

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