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2009年06月15日

下見 for カノープス@市内

せっかくの休日だが、あいにく小雨が降ったりやんだりの天候。
午後から下見に出かけてきた>市内カノープスポイント候補の1つ。
ポイントへは、R156↓旧上平村菅沼合掌集落(世界遺産登録)から入る。

合掌造りの世界遺産としては、隣の「白川郷」が圧倒的に人気がある。大変な賑わいだ。
でも、以下のことがらは、地味でひっそりしている分、じっくり見学できる五箇山合掌集落(相倉、菅沼)の方が理解しやすい。(白川郷ICで高速に乗らず、そのままR156を20分ほど走れば到達する)
・豪雪に耐える合掌造り構造
 (釘を一切使わず蔦の性質を巧みに利用してがっちりと柱を固定した先人の知恵)
・囲炉裏は夏でも炭火があり、被せた灰で火を調節して一年中火を絶やさなかった。
・囲炉裏から出る煤が家全体を燻していき、合掌造り構造の表面が炭化し丈夫になった。
・2階から上は全て蚕棚とし、蚕とともに暮らした。
・縁の下では加賀藩の命で密かに黒色火薬(煙硝)が製造された。 など

さて、菅沼集落を過ぎて庄川を渡る↓(振り返ると合掌集落が見える)

↑ここから20〜30分、狭い林道を上り詰めると↓袴越山の裾に至る。

今回出かけた場所→マップファン地図

↓袴越山頂上へ至る登山道入口(多分30分程で到達できるであろう)

南に高い障害物(山)が無ければ、ここからカノープスが見える筈だ。
ただ、難関が2,3ある。
■1■クマ対策
・間違いなくクマの生息地帯(麓にクマ料理の店がある)であること。
・夜中はクマ公も眠っているらしいが、朝早く薄暗いうちから行動し始める。
■2■人里から離れている
・少なくとも、絶対に夜間は誰も来ない場所である。夜間の単独行は厳しい。
■3■災害発生時、降雪期の通行止め
・ところどころ(数カ所)土砂崩れの跡や石が道路に落ちている箇所があった。
・通行止めになる可能性が高い。いつ通行禁止になってもおかしくない。
・降雪が予想される晩秋(11月)から雪解け(4月)までは間違いなく通行止め。

#いざカノープスが早朝に見られる頃(秋)になって、本当に出かけられるのか?
 >非常に怪しい、心細い orz

■参考画像■市内(城端地域)から見た袴越(はかまごし)山
(頂上は標高約1100m余。近くの林道の標高は約900m)

↑袴越(はかまごし)山は、手前江戸彼岸桜の左奥の山
↓袴越(はかまごし)山は、手前江戸彼岸桜の右奥の山

※いずれも2005年4月に撮影※

投稿者:Ken28at 21:35| ローカルな話題 | コメント(0) | トラックバック(0)

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