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2009年11月25日

続>不適切な照明設置

本記事は、前記事(23日記事)の続編です。
【パート2】
↓光源の元となったトラックターミナルの裏側から撮影した。

(強烈な光が上へ漏れているのが分かる)
↓そのまま視線を上に向けると..

(強烈な光が上空の雲に当たっているのが分かる)
ターミナルを見ると、どうやら搬出入口の上部に設置した照明を看板方向(斜め上)に当てているようである。

【この設置方法の利点?】
 ・工事しやすい=設置に伴うコストも下げられる。
 ・電球交換等のメンテナンスがしやすい。
【この設置方法の欠点、盲点】
 ・光が上に漏れる=無駄な照明になり効率が悪い(=電力の浪費)
  ↑国の定める「光害防止に関するガイドライン」に反する。
★改善策として、自分なりに2案考えてみた★

【第1案】(現行の照明設置形態を変更しない場合)
 ★看板上部に白色等のひさし※を設け、上部に漏れる光を下方へ反射させる。
  (※設置するひさしがある程度大きく無いと、効果は期待できない)
  ○上部に無駄に漏れていた光を再利用するので、消費電力を半減できる。
【第2案】(現行照明設置形態を変更する)
 ★照明具を看板の斜め上に設置し、上から斜め下の看板を照らす。
 ★照明具を可倒式(又は下降式)にし、メンテナンスしやすくする。
「光害防止に関するガイドライン」には罰則規定が無く、努力義務に止まっているためか、無視するか?知らない人が多いようだ。
行政当局も環境悪化につながる不適切な照明設置に目を光らせ、工事認可や改善指導を行ってほしい。
(無視するのはもってのほか!と思う)
【補足】
ガイドラインでは、屋外照明設備を設置しようとする関係者(照明具メーカー及び施工主等)に、光が無駄にならないような適切な照明器具を作製し、適切な設置方法をとるように求めている。
なお、一部の自治体では、国のガイドラインとは別に、光害防止に関する条例を定めているところもあります。

投稿者:Ken28at 07:10| 星空・星座 | コメント(0) | トラックバック(0)

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