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2010年01月10日

結霜※

※結霜などという言葉は無いと思うが、結露とは言い難い。
冷蔵庫の中は湿度が低い(=乾燥している)ように、これまで厳寒期に結露で失敗することはあまりなかった。
しかし、今回は低温に加えて湿気があったらしい。(=雪が作られやすい状況?)
しばらくするとカメラや機材に白い雪の結晶のようなものが付き始めた。

もっと早く気づくべきだった。
★オリオン中心部(1枚目)
(既に星が膨らんでいる)
★同、数枚目

(三つ星に不自然な光状が生じている)
慌てて、使い捨てカイロ(巻きポカ)を探して装着。

マイナス10℃まで下がったが、何とか2台は結霜が止まった。
↓EOS40D+旧琢磨135mm望遠レンズ=○

↓E-410+PELENG8mmFishEye=○

↓キスデジX+SIGMA17-70mm=×(曇りがとれず失敗)

散々な目に遭ったが、予め使い捨てカイロをレンズ類に巻いておけば、何とかなったかも?、という気はする。※
(3台中1台は失敗しているように)
※−10℃下での使い捨てカイロの有効性を保証するものではありません※

投稿者:Ken28at 02:25| 星雲・星団 | コメント(1) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

ichさん、有り難うございます。
気づいたときは、レンズ表面が氷結晶で真っ白!でした。
前回は寒さにめげてしまったので、今回は防寒具を真っ先に着用し、安心していたのですが、迂闊でした。
これまでの経験から、あまりに低温だと結露は起こりにくいと過信していました。(吐く息がレンズにかからねば)
結霜が取れるのを待つ間、カメラ機材の撮影をしていたというわけです。時間がかかりすぎて解氷する頃には今度は電池が消耗してしまって..一巻の終わりでした orz
======= de Ken28 ========
↓以下、ichさんからいただいたコメントです↓

確かに、結露に比べるといくらかはし難いようですね。>結霜
当地でも今の時期は少し長時間の露出をかけようと思うと対策は必須です。
レンズに使い捨てカイロを巻いたりしてますが、こちらでも本当に冷える夜は−5、6度までは下がるので小型のものでは熱量が不足するようです。
といっても写真レンズには大きいものだと使いにくいので、小型のやつを複数にすれば良いのかもしれませんが・・・。

「結霜」という熟語(?)は、辞書にはありませんが検索してみると用例は結構ヒットしますね。
農業関係の記述をしたものに、結氷(けっぴょう)などと並べて書いてあったりします。
霜の音読みは「ソウ」なので、(けっそう)とでも読むのでしょうか。

投稿者:ichURL at 2010/01/10 12:26

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