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2005年09月16日

M33三角座の渦巻き銀河

この時期、アンドロメダの次となると..このM33渦巻き銀河ではないでしょうか..
【その1:口径25cmシュミットカセグレン鏡筒】
M33
この渦巻き銀河をほぼ真上から見ていることになるので、face onタイプ。実際に眼で観察すると
期待は見事に裏切られます。(これはM31も同じ..笑)
意外と暗いので、写真でも思ったほど腕が写りません。小口径望遠鏡でも存在の確認は可能。
2004年10月18日0時42分〜01時11分/EOS kiss_D(ISO800)
(露出5分×1枚、6分1枚、7分1枚、9分1枚、計4枚コンポジット)/自宅で撮影
LX200-25SCT+レデューサ使用/自作LX200赤道儀用ピラー+STV自動ガイド(オフアキシス)

【その2:口径20cmシュミットカセグレン鏡筒】
M33
口径は【その1】よりも5cm小さいが、焦点距離は長いf=1260mm鏡筒で撮影。
露出時間が短いため、非常に写りが悪い..この画像をイメージしておけば眼で見たときに
それほど落胆せずとも済むかも..?とにかく大きい割に暗くて見づらい星雲です。
2005年8月14日1時24m-27分(1分×2枚)EOS Kiss_D(IRC除去改、ISO800,RAW)
20cmF10SCT+F6.3レデューサ合成f=1260mm直焦点/LX90-20赤道儀ノータッチガイド
岐阜県高山市(清見町楢谷)


【その3:口径6cmF5フローライト屈折】
M33
2004年7月24日2時06分〜30分/露出3分6枚コンポジット/EOS kiss_D(ISO800)
タカハシFS60C鏡筒+ボーグ0.85レデューサ合成f=約305mmF5直焦点
高橋EM-10赤道儀ノータッチガイド/自宅
【その4:ED180mmF2.8望遠レンズ】
M33
EOS kiss_D(IRC除去機、ISO1600,RAW)/NikkorED180mmF2.8絞り開放
初代PENTAX75赤道儀、ノータッチガイド/自宅
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#近くのM31アンドロメダ星雲があまりに大きく偉大なため、暗く感じてしまうのかも??

投稿者:Ken28at 20:18| 星雲・星団 | コメント(3) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

実をいうと、SS2000で自動導入するまでは確認できませんでした。(^^;
たぶん、導入できていたとは思うのですが暗すぎて・・・。
20cm反射で見ても眼視では本当にかすかにしか見えないので、無理もない気はしますが。
ちなみに写真撮影でも、思うようなものはいまだに撮れていません。(爆)

投稿者:ich: at 2005/09/16 08:01

長めの段階露出でコンポジット、淡いM33も綺麗に撮れて技ありですね〜。
しかしこれはホント暗い星雲ですね。
最近は見つけ出すのにも慣れてきたのでM33もアイピースで対象確認できるようになりましたが、良く目を凝らさないと素通りしてしまいますね。
で、撮ってまたガックリ。コリメートでもチャレンジしてみましたが、ノイズなんだかよく判りませんでした。(笑)
M101もそうですが、大きい割に淡すぎますね・・^^;

投稿者:Fuuma-mfuk: at 2005/09/16 18:39

ichさん、ふうまさん
ホント暗くて見つけにくいですよね..比較的空が良い所に住んで居ても見つけるのは容易でない。
この星雲だけでなく、満足できる天体画像には..まだまだです。
#WebページはVGAサイズなので誤魔化してるだけ..(笑)
M101もそうですが、face onタイプでまともに見える(撮れる)のは、皆無に等しい?状態です。(諦)
#あっ、意外とM51(子持ち銀河)が..そうでもないか..(爆)

投稿者:Ken28URL at 2005/09/16 21:12

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