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2010年10月05日

捉えた!103Pハートレー彗星

4日晩は午後からも雨が降る天候だったが、暗くなる頃には天候が回復してきた。
ただ、雨雲が残っており、雲間からカシオペヤ座が見えている時を見計らっての観察となった。
平日晩のため遠出できず、西から襲ってくる雨雲を避けるため南東の城端、桜が池でチャンスをねらった。

(※彗星基準でコンポジットしたため、周囲の星は斜めに流れている)
アスコット双眼鏡(10×50mm)で観ると、あっさり彗星を確認できた。
比較的近くにあるM31(アンドロメダ星雲)やM33と比べてみた。
M31には完敗。M33にも負けているが、大きさ明るさもM33の7割程度?とみた。
今月2日の絶好機を逃したが、何とかNGC281とのツーショットも成功した。

【データ】2010年10月4日
22時36分〜50分(上画像:1分4枚、2分4枚、計8枚コンポジット)
23時02分〜10分(下画像:2分露光×4枚加算平均)
D700(ISO6400,RAW)/タカハシFS60C屈折(fl=約300mm)
高橋EM-10赤道儀ノータッチ@市内城端桜が池Twitter
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実は同彗星のことをすっかり忘れていたが、ichさんのブログ記事(3日付)のおかげで思い出し、位置も見当がつけることができた。
(勝手ながら)同ブログ記事へトラックバックします。

投稿者:Ken28at 01:52| 彗星・流星 | コメント(2) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

TBありがとうございました。
毎度のことですが、私も他の方のtwitterで気が付いたクチです。(^^;
こういう情報源としてもnetは重要ですね。
この後、ペルセウス方向に移動していくので、他の天体との構図も楽しみ。
これからしばらく、この彗星はメインの観察対象になりそうです。

投稿者:ichURL at 2010/10/05 06:10

それほど目立つような彗星ではないですが、コースが天の川に沿っているため、次々といろいろな星雲・星団と遭遇するようですね。
3,4日は、NGC451(ET星団)と接近していたことを後で知りました。
(撮影時は、双眼鏡や撮像画像から小さい星の群れがあるのに気付いた程度)
自分もここしばらく103Pから目が離せなくなりそうです。

投稿者:Ken28URL at 2010/10/05 17:03

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