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2011年01月11日

ISO6400,20秒三脚固定編

久しぶりの晴れ間。西空に上弦間近の月と地元スキー場のナイター光が空を明るくしているが、十分は言ってられない。
K-5を三脚に固定し、マニュアル20秒露光してみた。
東天のオリオン(ISO感度6400,20秒1枚画像)

原板では僅かに日周運動の跡が分かるが、星はほぼ点像で写りもまずまずのようだ。
同、星座線入り

同、8枚比較明合成(ISO感度6400,20秒×8枚)

空が明るかったのでISO6400で留めたが、空が暗ければ12800でも試してみたい。
同、16枚比較明合成(ISO感度400,20秒×16枚)

雲がぐんぐん増えてきたため16コマで中止。撮影続行は諦めた。
2011年1月11日19時30分頃
ペンタックスK-5(ISO6400,400,DNG)/DA18-135mmWR広角端F3.5
カメラ三脚固定@自宅前Twitter

投稿者:龍吉at 01:29| 星空・星座 | コメント(3) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

こんばんは。
いつも楽しみに見ています。今年もよろしくです。

私も富山なんですが、こんな星空みたことないです。
私は写真のことは全くわからないのですが、写真だからこんなにたくさんの星が見えるんですか?
肉眼でも見えているのですか?
とんちんかんな質問ですみません。

投稿者:ちはや: at 2011/01/11 23:36

ちはやさん、こん**は。有り難うございます。
こちらこそ今年もよろしくお願いします。
ご質問の件ですが、ごく大雑把に申し上げて1枚目、2枚目の画像に写っている星の約半分程度は目でも見えます。
(月明かりとナイター光が邪魔しなければ、6等星まで見えます)
カメラは正直なもので、肉眼で見える最微光星よりもさらに暗い星まで写し撮ることができます。
理由は、露光時間の差にあると思われます。
この画像の場合、カメラのISO感度は6400と高いのですが、人間の網膜の感度も相当高いと考えられます。
また、ヒトの目の高性能水晶体レンズの口径は最大6,7mm程度ですが、撮影に使ったレンズは18mmF4ですから、レンズ口径は4.5mm程度しかありません。
(但し、望遠鏡や大口径レンズを使うとたくさんの光を集められるので、ここでも差が出ます)
ですから、ここまで両者に大差は無いと考えられます。
残るは露光時間で、ヒトの目はリアルタイムですから露光時間は短いのに対し、カメラの方はこの場合20秒露光と長いです。
このため、このような差が出てくるように思います。
カメラの進歩が著しいと言えます。
それと、夜空の星の方も、暗い星ほど数が著しく多いので視覚的にもの凄い差になります。
1等級でも暗い星が写ると一気にたくさんの星が写ることになります。このことによる効果も大きいと思われます。

投稿者:龍吉URL at 2011/01/12 19:38

こんばんは。
丁寧な回答ありがとうございます。
1回で理解出来ず、2回読んでしまいました(汗)。
最近、星の勉強を始めたばかりなのです。
もし趣味として続くようだったら、写真も撮ってみたいのですが、とりあえず星座や星の名前くらいはもっと覚えなきゃなと思っています。
素人の質問に応えて頂きありがとうございました。

投稿者:ちはや:URL at 2011/01/13 00:15

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