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2011年05月26日

バックラッシュの問題

前回記事の続きです。
【DECギヤのバックラッシュ問題】
あちこちSXDに関するWebを見ていると、この問題が指摘されているようだ。
http://www.starbook.jp/SX赤道儀/メンテナンスを見ていて
素人ながらDECギヤの噛み合わせ調整をしようと考えた。
→同ページの手順でSXD赤道儀の赤緯体カバーを外すと、赤緯ギヤが姿を現す。
→赤緯モーターギヤを外し、手で赤緯軸ギヤを回せるようにする。
○赤緯ギヤの調整だけなら、この段階で済むことが分かった。
赤緯ギヤを手で回してみると、所有のSXDの場合、ところどころ僅かに抵抗を感じた。
この原因を調べるため、赤緯ギヤ体を取り出してみた。
スラスト方向のガタはなく、滑らかに回転する=再び赤緯ギヤ体を仮止めし、3本の
押し引きネジで滑らかに回るようにした。
(所有のSXDの場合、緩めるようにした)
【この調整がうまくできたか?についての検証】としてオートガイドを試した。
肉眼で1等星がかろうじて見える悪い空なので、わし座アルタイルをガイド星に選んだ。

(アルタイル周辺、fl=400mm,7分/Nexguide)
いろいろ試した末、StarBookのバックラッシュ値はDECも0(ゼロ)とした。
オートガイダーを使うときは赤道儀のバックラッシュ値は0にした方が良い
と、いくつかのWeb記事で見ていたし、自分も今までそうしてきたから。
後はガイダーに任せる。
このほか、搭載望遠鏡類のバランス調節が大切とあらためて思った。
SXD(StarBook)の場合、クランプを緩めたままでも望遠鏡が動く程にした方がよいと何処かのWebで見かけた。Twitter

投稿者:龍吉at 05:52| 星空・星座 | コメント(0) | トラックバック(0)

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