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2011年06月30日

実写検証>O-GPS1

昨日は、午後から久しぶりに青空が広がり始めた。暗くなる頃にはほぼ雲も無くなった。
懸案だったO-GPS1での実写検証を行った。
この時期にしては透明度良好で、肉眼で天の川が確認できた。
最大追尾可能時間は300秒,5分だったが、ISO感度を1600に上げ2分露光程度に留めた。
★写野全体(さそり座、いて座)

(広角端なので覚悟していたが)ぱっと見、問題は無さそうだ。
★写野中央等倍切り出し

おおー、しっかり追尾しているではないか!
#おそらく2分露光に留めたことが功を奏したのだろう。

では、写野の周囲はどうか?四隅を等倍切り出ししてみた。
★左上

★右上

★左下

★右下

やはり周辺は流れが見られる。でも、実用上は十分と思った。
>気になる人は赤道儀を使えばよいのだ。(2分露光にしたのも幸いしたようだ)
2011年6月29日22時04分(バルブ2分露光)
ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/DA18-135mmWR広角端F3.5→F4.5
O-GPS1による簡易追尾@自宅Twitter

投稿者:龍吉at 06:25| 星空・星座 | コメント(2) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

きちんと追尾してますね。メーカーによると、キャリブレーションの精度は+-5度くらいだそうですが、上手く合っている時とそうでない時の差は、結構有るかもしれないですね。
天球上の位置にもよりますが、焦点距離が少し長めでも、そこそこの追尾をしてくれる場合もあるようなので。
多少手間でも、天体を使ってキャリブレーションする機能も追加して欲しい気がします。

投稿者:ich: at 2011/07/01 05:59

ichさん、有り難うございます。
最大で2分30秒に留めたことが成功率アップに貢献しているように思います。
>..焦点距離が少し長めでも、そこそこ
はい、仰るとおりです。
自分もDA18-135mmWRレンズ望遠端で試してみたいと思っています。
これがうまくいけば旧琢磨135mmF3.5を試してみたいのです。

自分も恒星を使ってのキャリブレーション機能を選択可にして欲しいと思う一人です。

投稿者:龍吉URL at 2011/07/02 18:16

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