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2012年05月20日

雲間の日食の場合は?

今朝のGPVを見ると、日食時間帯の天気は概ね良さそうである。
金環食帯が通る太平洋側は雲間の観察となりそうだ。
雲間の観察で思い出したのが、3年前の2009.7.22日食。
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●雲が均一で適度に減光されている場合は撮影可能だが直視しないこと。
地上にできるカメラや望遠鏡の影を見て、レンズの方向を太陽に合わせる。
デジタルカメラの背面液晶画面で向きを合わせる。
↓太陽メガネ+望遠レンズによる撮影↓
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雲が不均一で急に太陽が見えるような場合は減光フィルター必須。
↓雲が厚くなり出すと一気に形が写しにくくなる↓
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●薄雲で均一でない場合は、望遠鏡による投影法もよいと思う。
投影された太陽像を複数の人で観察できるという利点もある。
■ファインダーに封印をして覗き込めないようにしておくこと。
それでも、監視の目を離すと投影している主望遠鏡の接眼レンズを覗き込む人が出ることがある。
●雲が厚く観察不能な場合、最後の手段↓テレビの日食生中継※
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※できれば東に窓のある部屋で視聴し、常に外の天気に注意する。
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投稿者:龍吉at 10:14| 太陽系・月 | コメント(2) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

いよいよ明日ですね!!
日食グラスとピンホール(木漏れ日も)でたくさん楽しみたいと思います。
富山も全国も晴れるといいですね!☆

投稿者:TKARA:URL at 2012/05/20 21:23

TKARAさん、レスが遅れまして大変申し訳ございません。
結果的に県内も大変よい天気だったようで、家へ電話して
そのことを知らされた時は、とても後悔しました。
脱出先がかろうじて日食の北限界線内に入っていたことが
救いでした。
木漏れ日観察用の紙とピンホールを作っていた方が近くに
居られたおかげでとても楽しめました。
→後日掲載する予定にしています。

投稿者:龍吉:URL at 2012/05/23 17:58

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