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2013年03月13日

昨夕は断念(パンスターズ)

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表題の通り、昨夕のパンスターズ観察は諦めた。よく晴れていたが薄雲が出始めていたのと、年度末で連日職場を途中で抜けるわけにもいかない。FaceBookなどでパンスターズ関連の書き込みを見ていると、期待を裏切られた!とする意見が多いように思う。自分もその一人だ。
↓10日のパンスターズ彗星(再掲:長辺方向トリミング)↓

近日点通過前、南半球から送られてきた画像が良すぎたのが、不幸の始まりと思う。あいにくの黄砂+PM2.5+花粉+その他の塵で低空大気の透明度が極端に悪い状況を考えれば、よく健闘しているとも思える。

少し旧い話になるが、ハレー彗星の回帰を夕暮れの西空で見た記憶がある。
地球から見て反対側だったためにハレー彗星は前々回の回帰ほどの大騒動に至らなかったが、25cm反射望遠鏡で見たハレーは立派だった。
パンスターズ彗星はさらにハレーよりも西低空のために、大気の不透明にも負けている気がする。
↓パンスターズ彗星(左上)と火星(右下)10日↓

↑右下の火星は1等級なので、左上がパンスターズとすればこれも1等級?と思われる↑
【今後の展望】
しばらくは西低空を徐々に北方向へ移動する。観察は本日辺りまで、とする意見もある。月が邪魔し始めるのと、近日点から日が経つにつれて彗星が太陽(や地球)から遠ざかるためだ。
月の影響だけで言うなら、自分は上弦過ぎくらいまでは関係ないと思う。夕方の空は結構な明るさがあるから。勝負は木星や1等星明るい星が見え始める18時15分頃から始まる。18時30分頃からは2,3等星も見え始める。
18時30分〜19時直前までが勝負時と思う。(遅くなるほど空は暗くなるが、彗星高度がどんどん低くなる)
↓@「ホワイトピア高鷲」直下のポイントで↓

【眼視観察】
現状では、双眼鏡必須。できれば三脚か何かに固定して捜した方がよい。
【撮影】
意外と写る!という印象。カメラ(中望遠玉付)を彗星方向にむければOK!
数秒程度の露光でも空が白く飛ばない程度に暗くなっていることが条件。
★最後に★
過激に急増光してくれないかなあ!>パンスターズ
2013年3月10日18時37分(1/2秒露光×2枚加算平均)/ニコンD700(ISO400,RAW)/NikkorED300mmF2.8→F4/高橋P型赤道儀ノータッチ@岐阜県郡上市高鷲町鷲見(ホワイトピア高鷲付近)
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投稿者:龍吉at 06:44| 彗星・流星 | コメント(0) | トラックバック(0)

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