2013年11月19日
17日朝5時半過ぎの東天@自宅
11月17日早朝のアイソン彗星↓(実際に明け方の空を見るとこんな感じ?)
↑17日明け方5時半過ぎの東空↑この朝は寝過ごしてしまったが、それでも何とかカメラには写っていた。135換算35mm広角レンズ(=人が見る視界と同等)で撮影↓星座線入り↓
この時アイソン彗星はスピカの上に見えたが、どんどん太陽へ近付いているため現在はスピカと水星の間に居る。↓彗星付近のトリミング画像↓
既に光度3等級、尾は7度超とも伝えられているが、明け方5時を過ぎると、月明かりも影響して空が明るく、観察条件としては厳しい。(近日点通過前のアイソン彗星を見るには双眼鏡を使ってスピカの少し下方を探すことになる)
彗星は29日に近日点通過となり、(太陽表面よりも超高温の)コロナ帯をまともに通り抜ける。懸念事項としては、この近日点通過よりも前、或いは通過中に彗星本体が太陽コロナの高熱で崩壊、消滅してしまわないか?いうこと。
ただ、太陽直近をかすめた彗星は過去にも例があり、中でも、1965年の池谷・関彗星はアイソンよりもさらに内側の太陽表面を無事くぐり抜け、明け方の東空に(誰もが肉眼で気付く)長〜い尾を見せて話題をさらった。
近日点通過に伴ってある程度の崩壊は免れないとしても、アイソン彗星が近日点通過に成功し、太陽から離れ、北へ向かう時(=12月上旬以降)が絶好の観察好機となる。明け方東の空にこの画像でいえば、写野上端まで尾が伸びた姿が見られるとよいのだが。
【データ】2013年11月17日5時36分(4秒露光1枚画像)/M.ZD17mmF2.8→F3.5/ペンミニE-PM2(ISO800,RAW)/三脚固定@自宅
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↑17日明け方5時半過ぎの東空↑この朝は寝過ごしてしまったが、それでも何とかカメラには写っていた。135換算35mm広角レンズ(=人が見る視界と同等)で撮影↓星座線入り↓
この時アイソン彗星はスピカの上に見えたが、どんどん太陽へ近付いているため現在はスピカと水星の間に居る。↓彗星付近のトリミング画像↓
既に光度3等級、尾は7度超とも伝えられているが、明け方5時を過ぎると、月明かりも影響して空が明るく、観察条件としては厳しい。(近日点通過前のアイソン彗星を見るには双眼鏡を使ってスピカの少し下方を探すことになる)
彗星は29日に近日点通過となり、(太陽表面よりも超高温の)コロナ帯をまともに通り抜ける。懸念事項としては、この近日点通過よりも前、或いは通過中に彗星本体が太陽コロナの高熱で崩壊、消滅してしまわないか?いうこと。
ただ、太陽直近をかすめた彗星は過去にも例があり、中でも、1965年の池谷・関彗星はアイソンよりもさらに内側の太陽表面を無事くぐり抜け、明け方の東空に(誰もが肉眼で気付く)長〜い尾を見せて話題をさらった。
近日点通過に伴ってある程度の崩壊は免れないとしても、アイソン彗星が近日点通過に成功し、太陽から離れ、北へ向かう時(=12月上旬以降)が絶好の観察好機となる。明け方東の空にこの画像でいえば、写野上端まで尾が伸びた姿が見られるとよいのだが。
【データ】2013年11月17日5時36分(4秒露光1枚画像)/M.ZD17mmF2.8→F3.5/ペンミニE-PM2(ISO800,RAW)/三脚固定@自宅
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投稿者:龍吉at 15:39| 彗星・流星 | コメント(0)