8/7未明のジャック彗星(C/2014E2)@自宅
↓by 対角魚眼レンズ↓
8月に入って初のジャック彗星観察:コマ部分は明るく、5cmファインダーでも何とか目視確認できた。画像を見るとコマから数本イオンテールが分かれて伸びているようだ。
【データ:上】2014年8月7日2時50分〜(60秒×44枚DSSスタック)/GS200RC+0.75RCF(fl=1200mm)直焦点/ペンミニE-PM2(ISO4000,RAW)/高橋EM200赤道儀
【下】3時27分〜(60秒×8枚スタック)/Zenitar16mmFisheyeF2.8→F4/ニコンD700(ISO2000,RAW)/高橋P型赤道儀@自宅星見台HANA
==================================================================================================
HomePage(Nifty)なんと!-e星空ハナのWeb天文台/大きめ画像blog→はなのWeb天文台【New】
投稿者:龍吉at 11:16| 彗星・流星 | コメント(2)
◆この記事へのコメント:
見事に尾が幾本かに分かれているのがわかりますね。
f.l.=1200mm、望遠効果の得られる撮像素子サイズ、そして多枚数スタックの威力と感服しました。
わずかなチャンスを効率よく生かすには、高感度・短時間露光・多枚数作戦は有力と思いました。
それにしても、なかなか晴れてくれません。
投稿者:keypon13^2:URL at 2014/08/08 22:16
keypon13^2さん、有難うございます。DeepSkyStackerを知って、ほぼ1年経ちました。
当初、何が何だか分からず、ただ、(1)フリーウェアであること、(2)関連ファイルをDLすれば観音、日光のみならず
ペンタやオリのRAWも処理できることから興味をもち、程なくSI7以上に自動処理が楽チンであることに気づきました。
ともかく撮影枚数を増やすことが肝のようです。都会地のユーザーの中には10秒程度の露光を200〜300回撮り重ねて
信じがたい画像を得ている人もいます。
SI7の時代は、せいぜいダーク画像を処理に加えるだけで済ませていましたが、DSSもそういう横着処理も可能ですが、
フラット画像やフラットダーク、バイアスデータまで(多数枚)揃えての処理もそれほど苦もなく行えることに感動
すら覚えました。ライトフレームやダークだけ揃えるより、これらの全データを揃える(同一感度、同じ温度でそれ
ぞれ20コマ以上揃えるようにしています)のは面倒ではあるのですが、これらのファイルを指定してやるだけで、
後のことは全てDSSがやってくれるのが有難いです。黙っていても微妙な星野のズレも補正して一枚の画像にしてくれ
ます。彗星のスタック合成はコメットモードで行いますが、SI7のように全コマにわたって彗星位置を指定する必要は
なく、最初と最後、中間の一番スコアの高い画像の3枚だけ位置指定すれば、後は、DSSが各コマの撮影時刻まで読み
取って各コマの彗星位置を算出するという、高度なスタックをしてくれます。当初、なかなか手順やコツが飲み込め
なかったのですが、最近ようやく失敗なく合成できるようになりました。
長くなりました。仰るように、晴れてくれないことには話にならないですね。台風が早く過ぎ去って欲しいです。
投稿者:南砺龍吉:URL at 2014/08/09 21:13