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2015年07月28日

比較試写>7/27朝の太陽黒点@自宅

太陽黒点は、安全性と手軽さなど、日常化を考えると高倍率ズームコンデジが一番と思っているが、解像度においては望遠鏡が勝る。/準備に手間取る望遠鏡を持ち出すなら、その解像度を少しでも向上させたい>複数枚コンポジットと一枚画像を比較してみた。/比較対象はあまり大きくなっていない小黒点群で7/27朝、ちょうど子午線付近に到達していた。↓
【1】1枚画像↓(いずれも800×600等倍トリミング)

【2】4枚コンポジット画像↓枚数少ないが撮影の手間は殆ど変わらない。

【3】高倍率ズームコンデジ1枚画像↓(※同じ黒点群だが前日に撮影)

一枚画像であれ、高倍率ズームコンデジよりも解像度が高いので、望遠鏡による太陽黒点観察(撮影)が望ましいと考えるが、毎回望遠鏡を外へ持ち出し組み立てていては長続きしない。ということで、星見台に常設しているLX200-25赤道儀に屈折望遠鏡を同架した。ルーフを空ければ黒点撮影できるようになった。準備に要する手間はかなり改善したことになるが、どこまで高倍率ズームコンデジの手軽さ・機動力に迫れるか?今後、両者の観察回数を比較していきたい。
【1】2015年7月27日朝の太陽面(部分トリミング)
【データ】2015年7月27日9時1分(1/3200秒1枚)/オリンパスE-30(ISO100,JPG)/長光60MAXI屈折(fl=1200mm)直焦点+アストロソーラーフィルター/LX200赤道儀同架追尾@自宅星見台HANA
【2】7月27日9時1分(1/3200秒×4枚)/他は上に同じ
【3】7月26日8時55分(1/1250秒1枚)/パワーショットSX50HS(ISO80,JPG)/×100,F7.1,D5フィルター/手すりに半固定手持ち撮影
↓LX200-25SCTに同架した長光60MAXI望遠鏡↓

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投稿者:龍吉at 08:01| 太陽系・月 | コメント(0)

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