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2017年02月09日

2/8,2P/Enckeエンケ彗星

昨日は時折雪も降るという寒い一日だったが、夕方、一時的に晴れ間があり月や金星が雲間から見えた。2/8の↓2P/Enckeエンケ彗星↓(画面上が北方向)

↓同、文字入り↓周囲の糠星光度を記入したもの

暗くなり始めた時間帯で空には明るさが残り1枚当たりの露光時間は30秒に留めた。また、晴れとはいえ薄雲越しで透明度は良くなかった。/このような条件下で、どの程度まで暗い星が写るのか?一度確かめておきたかった。>空が明るく&透明度不良でも、30秒露光チョイ撮りでも16等台の星がほぼ写ると分かったことは大きな収穫だった。
↓同、コメットモードスタック↓

↓追記へ↓

↓撮影終了時の空:薄雲がうろこ雲へ移行してしまった↓

今一つピントがシャープでない(望遠鏡の性能というよりも、上空大気状態が今一つでC11の解像度が生かせない)C11に代わり、E師匠のご厚意でC9.25をお借りすることになった。

口径がひと回り小さくなったが、ピントは格段にシャープな印象。集光力の差を十分に補い、実際の極限光度に問題ないと思われる。

【データ】2P/Encke エンケ彗星/FireCapture v2.5 Settings
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Camera=ZWO_ASI1600MC-Cool/Filter=RGB/Profile=DSO/Filename=2017-02-08-0921_4-RGB.zip
Date=170208/Start(UT)=092128.504/Mid(UT)=092230.341/End(UT)=092332.179/30秒×21枚/Filetype=FIT/Binning=no/ROI=4656x3520/ROI(Offset)=0x0/FPS(avg.)=0/Shutter=30.0s/Gain=325(54%)/WRed=52/Gamma=70/HighSpeed=off/HardwareBin=off/SoftwareGain=10(off)/AutoHisto=75(off)/WBlue=95/TargetTemp=-20/AutoExposure=off/USBTraffic=95/Brightness=1/Histogramm(min)=744/Histogramm(max)=4095/Histogramm=100%/Noise(avg.deviation)=n/a/Limit=120Seconds/Sensortemperature=-21.9°C
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投稿者:龍吉at 16:58| 彗星・流星 | コメント(0)

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