<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2018年01月15日

C/2016R2パンスターズ彗星

昨夜1/14は久しぶりの晴天(*´∀`*)/近くの地元スキー場ナイター光で西空全体が明るく糠星を見難くしているのが残念だが、何はともあれ冬の星空を拝めるのは希少。直ぐにナイター光害解消されるわけでもないし、ともあれ星見台へ上がった。
無事ルーフも開いたので先日撮影できなかった↓パンスターズ彗星(C/2016R2)↓

何とJPEGだけで撮影していたことに後で気付いた。orz/今更どうにもならずJPEG原板のまま処理を続行した。
C9.25はF10(fl=2350mm)だが、DSO撮影では0.75レデューサを付けてfl=1763mmに縮小している。今回はさらに(星像悪化は覚悟の上で)中一光学レンズターボ0.7を加え合成F5.25(fl=約1234mm)としてみた。この無茶な試みによる利点は、F10の光学系がF5余にまで明るくなること。星像が甘くなるのは避けられないが、露光時間を短縮できる明るい光学系になるのは有難い。※彗星基準で画像を加算平均合成しているので背景の星が点像ではなく若干流れるため、比較はできない※
↓BORG100ED,F4屈折望遠鏡で撮影した同彗星↓

西空がナイター光害で青く明るいので、RAW→TIF変換の際に少し背景の明るさと青みを抑えた。
↓星見台前から西方向↓県道を挟んで杉林があり、その向こうに地元スキー場(ナイター光害)の山裾が広がる。この杉林がナイター光直撃を遮っている。

↓1/14昼の星見台↓

↓星見台への外階段(左)と除雪機格納庫(イナバ)

【データ上】C/2016R2/2018年1月14日23時11分〜(60秒16枚)/富士X-T1(ISO3200,JPG)/C9.25+0.75&0.7RC(fl=約1234mm)/NJP赤道儀、SS1自動ガイド
【データ下】21時54分〜(60秒33枚コメットモード)/EOS6D(HKIR,ISO1600,RAW→TIF)/BORG100ED(fl=400mm)/LX200赤道儀改STV自動ガイド/いずれも@自宅星見台HANA
==============================================================================================================
HomePage(Nifty)(NSK)すたーりぃないとハナのWeb天文台はなのWeb天文台Twitter

投稿者:龍吉at 14:55| 彗星・流星 | コメント(0)

◆この記事へのコメント:

※必須