<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2019年04月25日

4/22系外星雲M66(主砲の代役試行)

我が主砲はBKP300(30cm,F5)反射なのだが、鏡筒が風に煽られやすく稼働率がなかなか上がらない。昨年は殆ど出番がなかった。もう一台のC11は鏡筒短く風に煽られてもさほど影響は出ない。そこでこのC11を代役させることで主砲の稼働率不足を補いたい。主砲を見捨てるつもりはないのだが、、。(-_-;)
ということで、4/22晩に撮影したしし座トリオの一角M66系外星雲↓C11&QHY9s(周囲トリミング)

導入用FC60屈折&EOSkissX7画像↓しし座トリオ↓(全体像、周囲トリミング)

主鏡C11には4/3版CCDカメラを使用。その案内鏡としてFC60屈折(口径6cm,fl=500mm)にAPS-C版デジ一眼を付け、ステラショット自動導入&導入補正をかけることで主鏡に目的天体が導入されるようにした。

↓系外星雲M66(C11,等倍トリミング)↓

↓系外星雲M66,M65(FC60,等倍トリミング)↓

こうして口径28cmと6mを並べてみると、口径がC11の4-5分の1しかないFC60が、その割に健闘している気もする。逆に言えばC11にはもう少し頑張って欲しい気もする。
【1枚めデータ】M66/2019年4月22日22時24分(90秒6枚)/QHY9s(Gain30,-20℃,FIT)/C11+0.63RC(fl=1764mm)/NJP赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
【2枚めデータ】しし座トリオ/2019年4月22日21時38分(60秒24枚)/EOSX7(ISO3200,RAW-TIF)/FC60(fl=500mm)/他は上と同じ

【参考】3年前、同じC11にAPS-Cデジ一眼を付けて撮影したM66↓

【データ】M66/2016年3月17日1時37分〜(2分露光×8枚スタック)/EOSkissX7(ISO3200,RAW)/C11+0.75RV(fl=2100mm)直焦点/NJP赤道儀+5cmファインダー屈折(ASI120MM,PHD2)@自宅星見台HANA
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
<龍吉>!(^^)!C11で稼働率を上げたいが解像度がBKP300よりも劣る懸念がある。orz
<はな>=^_^=そう思惑通りにうまくいくかニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚UこのことでBKP300の稼働率がさらに落ちるのは困るワン▽・。・▽

HomePage(Nifty)(NSK)すたーりぃないとハナのWeb天文台はなのWeb天文台Twitter

投稿者:龍吉at 11:26| 星雲・星団 | コメント(0)

◆この記事へのコメント:

※必須