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2020年07月12日

NEOWISE彗星を見たい!

前回記事冒頭にも書いたがC?2020F3,NEOWISE彗星が予想通り明るく(1等台)なり話題になっている。近日点通過は7/4で太陽に近いため観察は日出前か日没後の僅かな時間帯に限られるが、梅雨空が続く中、奇跡的な晴れ間を得た各地から観察報告が上がっている。当地では昨夜からの雨が止まず今朝も観察は失敗。今後は、夕方日没後の北西天(おおぐま座)で観察することになる。何はともあれ、晴れ間が欲しい。
----------↓以下、2年前7/14の21P/Giacobini-Zinner彗星↓----------

画面上が北方向。4時半(南東)方向に尾が伸びているようだ。
↓同、白黒処理↓

吉田誠一氏のホームページ(http://www.aerith.net/index-j.html)によれば7/9現在10.3等で、8,9月には7等まで増光するという。一部では肉眼彗星?と期待されているようだ。北東の空ケフェウス座におり、来春までは日本から観察しやすい位置を移動していく。
【データ】21P/2018年7月14日23時57分〜(90秒10枚)/EOSkissX7改/(ISO1600,RAW)/BKP200(fl=800mm)/EM200赤道儀SS1改MGENガイド@自宅星見台
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NEOWISE彗星は当初の予想通り明るく肉眼彗星となっている。撮られた画像を見ると、往年のベネット彗星やウェスト彗星を彷彿とさせる雰囲気がある。彗星本体がしっかりしていて大きさも十分ありそうな印象がある。(ただし、空が明るくなり他の星が見えなくなっても見えていたベネットやウェストには負けている)
↓ベネット彗星↓
Bennet_1
ウェスト彗星

↓追記へ続きます↓

続きです

ベネット彗星-2
Bennet2_1
ウエスト彗星-2

ベネット彗星-3
Bennet3_1
ベネット彗星-4
Bennet4_1
ベネット彗星-5
Bennet5_1

非常に大きく明るい彗星だった記憶がある。
明け方、空が明るくなるにつれ金星など、
ほかの星が見えなくなっても見えていた。
思い出すのは、太陽との位置関係が悪くあまり話題にならなかった前回のハレー彗星回帰。夕方西低空に望遠鏡で見た姿は中心部がキラキラ光り(地球からは太陽を挟んだ向こう側に居ながらもこれだけの大きさに見えることから)規模の大きさを感じることはできた。
NEOWISE彗星はこの後、日を追うごとに遠ざかり今月末には南西空へ移動、光度5等台になると予想されている。なるべく早い内に見ておきたいが、、。
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<龍吉>!(^^)!近年は明るくなると予想された彗星がいずれも期待を裏切っているのでぜひ見ておきたい。(^_-)-☆
<はな>=^_^=位置関係が今一つだが、それよりも梅雨真っ盛りなのがとても残念だニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uせめて夕方暗くなる頃に晴れ間があれば有難いのだけど。天気が恨めしいワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 11:00| 彗星・流星 | コメント(0)

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