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2020年08月12日

今宵ペルセウス座流星群ピーク

今宵〜明朝(8/12-13)は三大流星群の一つ、ペルセウス座流星群のピークと予想されている。今年は夜半過ぎまで月明かりに阻まれる心配はない。国立天文台Webサイト( https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2020/08-topics02.html/ )より
今年のピークは日本時間で12日22時。その前後の晩は見ごろとなる。輻射点であるペルセウス座が上り始めるのは夜遅くなってから。(先週から今宵を挟んでお盆過ぎまでは出現期間中)
ということで、過去画像から拾い集めてみた。↓
4年前2016年8月13日未明に撮影した↓ペルセウス群流星↓

上画像のように、同流星群はペルセウス座の方向から流れる。=他の方向から流れるのはペルセウス群ではない。
夜半前は北東低空、ペルセウス座が上り始めるのと呼応して徐々に高度が上がる。
【データ】13日未明のペルセ群流星/2016年8月13日1時14分頃〜(30秒×3枚比較明合成)/富士X-E1(ISO3200,RAW)/SAMYANG14mmF2.8開放絞り/LX200赤道儀放置追尾@自宅星見台HANA
↓13年前2007年8月13日未明のペルセ群流星(GIF動画)↓

↓同、GIF動画に使用した中から、流星が出現した画像(流星部分トリミング)↓

【データ】2007年8月12日25時14分〜18分頃(バルブ4分露光)/EOS20D(ISO1600,RAW)/Tamron AF17-35mmF2.8(Di)→F4/初代P型赤道儀ノータッチガイド
↓☆彡流星観察のコツ☆彡↓追記へ

〇なるべく周囲に邪魔な人工灯火がない暗い場所で観察する。
〇(明るいものを見ないようにして)周囲の暗さに目を慣らしておく。
☆彡写真に撮りたい時は、、☆彡
一部のコンデジには星空撮影モードをもつ機種もあるが、一般的にはバルブ・長時間露光可能なデジタル一眼レフ(ミラーレスでもOK)を用いる。望遠や標準レンズよりも広角レンズを用いるとよい。ピント位置は∞付近で、背面液晶LV(ライブビュー)で正確に合わせる。絞りは開放かひと絞り程度にする。ISO感度3200を中心に空の状態に応じて調整する。露光時間は30秒程度にして撮影を繰り返す。観察場所の空の状況に左右されるので試写をして、(ISO感度高め、絞りは明るめにしたまま)露出時間を変更する。
↓5年前2015年8月15日未明に撮影したペルセ群残党流星↓

ペルセウス座の高度が増し北の空高くなる未明〜早朝にかけてが観察好機といえる。
【データ】2015年8月15日3時23分(30秒1枚)/ペンミニE-PM2(ISO1600,RAW)/M.ZD17mmF2.8→F3.2/スカイメモS放置追尾
↓7年前2013年8月13日未明に出現したペルセ群流星↓

↓同、流星部分をトリミング拡大↓

【データ】2013年8月13日0時26分(40秒露光)/ZenitarFisheyeF2.8→F4との中間/ニコンD700(ISO3200,RAW)/固定撮影@岐阜県郡上市高鷲町
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<龍吉>!(^^)!今年は下弦の月なので観察するには比較的条件が良い。(^_-)-☆
<はな>=^_^=↑周りの暗さに目を慣らしておくことが大切。天候が気になるニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U視力弱い場合はメガネ必須。じゃんじゃん流れないので、辛抱強く待つことになるワン▽・。・▽


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投稿者:龍吉at 09:05| 彗星・流星 | コメント(0)

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