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2020年12月25日

2020(子)を振り返る>5,6月

★★★【6/28記事】6/28,ISS日面通過@加賀市★★★
未明から朝にかけて大雨降ったが、GPV気象予報では午前中から天候回復するようだったので県外脱出を決断した。これが、コロナ禍による県外移動自粛解除後初の県外移動となった。
↓元動画からISS通過部分のコマを切り出して比較暗合成したもの↓(全体)

↓同、通過前半部分等倍↓

↓同、通過後半部分等倍↓

いつもの太陽Hα観察とほぼ同じシステムで臨んだ。今回は可視光で撮影した。
【データ】ISS日面通過@加賀市/2020年6月28日10時44分30秒(通過時は44分38秒)〜(シャッター1/8000sec)/LumixG7(ISO200,4K,MP4,30fps,約23秒間)/対物ソーラーフィルター付きBORG125ED屈折(fl=800mm)/GM8赤道儀@加賀市、塩屋海岸
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<龍吉>!(^^)!GPVの予報通り、日面通過始まる前には晴れ渡っていた。(^_-)-☆
<はな>=^_^=それでも帰宅したら曇り空で、時折雨粒がフロントガラスに落ちていたニャり≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uコロナ禍のリスク弱まったとはいえ、隣県まで出かけた甲斐があったワン▽・。・▽

★★★【6/22記事】夏至の日の部分日食★★★
6/21夏至の日の部分日食※画像をクリックすると別窓に拡大表示※6/21夕方の部分日食。次に国内で部分日食が見られるのは何と10年後だという。なので、どうしても今回の部分日食は捉えておきたかった。梅雨の最中なので、何よりも晴れていて助かった。晴れたのは九州と東北地方までの日本海側だったようで、四国から近畿、東海、関東地方は曇天だったらしい。
↓食の始まり頃(6/21,16h08m)↓可視光

↓同、Hα像カラー1↓16h11m

↓食の最大頃↓17h08m可視光

↓同、Hαカラー1↓17h15m

↓終了約40分前頃↓可視光17h26m

↓同、Hαカラー1↓17h27m

↓自宅前↓

↓南砺市田尻↓

実際の天気は、第一接触(潜入)まではほぼ快晴で何の心配も無かったが、しばらくして医王山上空に雲が張り出してきていることに気付いた。とても食の最大頃(17時過ぎ)までは保ちそうにない。>ということで、急遽、転進することに決め一式車載して市内田尻地区まで移動。>何とか最大食分は捉えたが、薄雲が徐々に厚くなっている感じ。低空になったこともあって透明度・コントラストも落ちた。
【データ】6/21部分日食Hα像/2020年6月21日16時11分、17府15分、17時27分(1/40sec,48%)/LumixG7(ISO800,4K,MP4,30fps,18秒)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/片持ちフォーク赤道儀@自宅前、市内田尻地区
【データ】6/21部分日食可視光/2020年6月21日16時8分、17時08分、17時26分(1/640sec,88%)/LumixG7(ISO200,4K,MP4,30fps,20秒)/対物D5フィルター付TS65mmセミアポ屈折+1.4テレコン(fl=700mm)/AR-1赤道儀/上と同じ
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<龍吉>!(^^)!部分日食が南西側の紅炎噴出付近から潜入が始まったことを後で知った。(^_-)-☆
<はな>=^_^=潜入時は可視光像で撮影していたから捉えられなかったニャり≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U早めに散歩に出かけたのはコレがあったからか。今頃気付いたワン▽・。・▽

★★★【6/7記事】6/6,ISS日面通過@氷見-2★★★
6/6昼。ISS国際宇宙ステーションの日面通過@氷見、その2↓日面通過(全体像)↓

ISSは太陽面の右下(南西)→左上(北東)へサーっと通過した。通過コマ数は17枚。毎秒30コマ動画なので、17÷30≒0.56秒で太陽面を横切ったことになる。見た通り、今回は予報通過中央パスラインが見事的中し、太陽のほぼど真ん中を通過した。予報計算アプリは「CalSky」と「ISS Transit Finder」を利用した。両者のパスライン予報は一致していた。
↓同、北東側等倍(通過後半)↓

↓同、南西側等倍(通過前半)↓

今回は雲越し観察なので各コマの濃度ムラの違いが著しく、単純に比較暗合成すると消えてしまうコマが続出し、無理矢理1コマずつ濃度調整を試みるも全コマ揃わなかった。そのためISSの一部或いは殆どが消えているコマが生じた。現在、初の民間企業補給船がISSにドッキング中の筈だが、、(-_-;)
【データ】ISS日面通過@氷見/2020年6月6日12時5分25秒(1/2000sec,17枚比較暗)/LumixG7(ISO200,4K,MP4,30fps,21秒間)/対物アストロソーラーフィルター付BORG125ED屈折(fl=800mm)/GM-8赤道儀@氷見市宇波
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<龍吉>!(^^)!珍しくパスラインど真ん中で捉えることができた。雲越しだったのが残念。(^_-)-☆
<はな>=^_^=30分前に到着したが何とか間に合って良かった。雲が残念だったニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U観光地氷見は意外と県外ナンバー多し。中には多摩ナンバーも居たワン▽・。・▽↓5月は↓追記↓へどうぞ

★★★【5/24記事】リベンジ達成>水金接近★★★
5/23夕方。前日5/22雲に阻まれ捉えられなかった「金星と水星超接近」のリベンジを行った。多少千切れ雲はあるものの薄く肉眼でも金星はすぐ目についた。19時半を過ぎ、かなり薄暗くなった頃、肉眼で水星も何とか見分けられるようになった。久しぶりに肉眼での水星確認。近くに金星がなかったら見つけるのに苦労したことだろう。
時間の経過とともに金星は低くなり医王山にかなり近づいたが、水星は金星の左上位置に居るので未だ少し余裕がある。未だ空が明るいうちは8倍42mm口径の双眼鏡を使い金星位置から水星を確認していた。手持ちには丁度良い質量の双眼鏡ながら、それでもかなり欠けた金星の形が分かったのには驚かされた。
↓19時41分、1枚撮り↓全体画像※この頃から水星を肉眼確認

同↓水星・金星付近トリミング(文字入り)

※19時半過ぎまでは、水星の軌跡は空の明るさに埋もれて分からない状態
同↓水星&金星付近トリミング

※画像下の田圃の水面に反射した金星の軌跡が写っている(クルマの赤白軌跡の直下)
【データ上】5/23金星と水星/2020年5月23日19時41分(Pオート1枚)/Nikon1V1(ISO400,RAW-TIF)/1Nikkor10mmF2.8(絞り開放)/三脚固定@自宅前
【データ下】19時24分〜(Pオート199枚比較明)/他は上と同じ
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<龍吉>!(^^)!最近の画像を優先Upしている関係で、同彗星の画像が相前後してしまった。(^_-)-☆
<はな>=^_^=太陽Hαもそうだけど似たような画像が続いて申し訳ないニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uこれも記録の蓄積ということでご了承願いますワン▽・。・▽


★★★【5/16記事】SN2020jfo in M61★★★
5/13晩。5/12晩に続き、超新星SN2020jfoが現れているM61を撮影した。
↓M61付近ほぼ全景(by C11)↓

↓同,マーカー入り↓

↓等倍トリミング、超新星マーカー入り↓

「SKY-MAP.ORG」でM61を表示させ、近くの(超新星とほぼ同じ明るさの)星と見比べた結果、前日5/12晩と同じ約14.5等と見積もった。超アナログ的な観察でスマソですが。(笑)
【データ】SN2020jfo in M61/2020年5月13日22時58分〜(30秒36枚)/ASI1600MCC(-10℃,Gain408,Fit→Tif)/C11+0.75RC(fl=2100mm)/NJP赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
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<龍吉>!(^^)!カラーCMOSカメラなのでFITデータも色を含む筈?と考えてたが、結果的に白黒データとしか思えなかった(^_-)-☆
<はな>=^_^=姑息な手段とは思ったが、「L-RGB」に切り替えたら色が無事出てホッとしたニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U純粋に科学的比較するなら白黒モードにしたら良いと思ったワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 17:12| 太陽系・月 | コメント(0)

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