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2022年01月28日

1/27深夜〜の3彗星

3日間続いた太陽観察は快曇でお休み。たまにはこういうのも、ということで。
昨夜(1/27深夜)の3彗星(29P/Schwassmann-Wachmann1(2019)彗星、C/2019 L3 ( ATLAS )彗星、67P/Churyumov-Gerasimenko(2021)彗星↓
↓29P/Schwassmann-Wachmann1(2019)彗星↓

↓同、文字入り↓

同彗星の明るさは16等台後半>道理で当初「彗星が写ってない?」と思ったわけだ。処理段階でようやく小さくボヤけた彗星像が写っていることに気付いた。
↓C/2019 L3 ( ATLAS )彗星↓

↓同、文字入り↓

※初期導入&導入補正用6cmアクロ屈折(fl=700mm)で撮影※
↓C/2019 L3 ( ATLAS )彗星↓

↓同、文字入り↓

※C11+0.75レデューサ(fl=2100mm)で撮影※
自動導入&導入補正機能付き制御ソフトのおかげで主鏡筒から光学ファインダー無くなり、自動ガイド用短焦点が1本載っているだけだが、fl=2000mm超にもなると、狭いCMOSカメラ写野では導入補正段階で失敗する事態も発生する。そこで、眠っていた6cmアクロ屈折fl=700mmを追加。大古鏡筒は迷光対策もテキトーだが、とにかく軽量なのが抜擢の理由。初期導入段階で主鏡用に使うCMOSカメラをこの屈折鏡筒へ接続し、自動導入&導入補正で中央導入=同一方向なので主鏡にも目的天体が入る。たとえ目的天体が目視できなくても周囲の星の並びでResolveするので目視導入不要。
こうして最初に導入した天体から然程離れていなければ、そのまま主鏡CMOSカメラ付けたまま次の天体の自動導入&導入補正が行える。
↓67P/Churyumov-Gerasimenko(2021)彗星↓

↓同、文字入り↓

※彗星の光度は9等台で、見た通り、同彗星の尾がしっかり写る。
【データ】は各文字入り画像に記載済@自宅星見台HANA
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<龍吉>!(^^)!外が晴れているのに気付くのが遅れたために、ボレリー彗星(19P)は西に傾き、雲もあって撮影できなかった。(^_-)-☆
<はな>=^_^=冬の天気は変わりやすく晴れ間に気付かないことも多い。寒い時期で気後れすることもあるニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U大古アクロ鏡筒の外見や迷光対策も良くないが軽くて意外としっかりしているワン▽・。・▽

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投稿者:龍吉at 23:51| 彗星・流星 | コメント(0)

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