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2024年02月19日

SeestarS50実践>M51

SeestarS50を手にしたのは昨年11月なので約3か月経とうとしている。お手軽で簡単、価格も(円安下であっても)手ごろ、ということで売れ行き好調な様子。一般的には価格の安さもあってか?大人のおもちゃと揶揄する向きもあるようだ。誰が撮っても殆ど変わらない。一通り撮ったら飽きてしまう、、などネガティブに言う人も少なからず居る。>こうした発言を耳にするたび、ついふつふつと反発感情が湧いてくる、、。
大人のおもちゃだと?一通り撮ったら飽きる、だと?>要は使い方、生かし方次第でしょ?。 とは言ったものの、反論は結果で示すことしかない。>「大人のおもちゃ」ではない=使い方、生かし方でちゃんと実用として通用することを目指したい、、が、、

※画面右の黒い塊がSeestarS50↑
■FITs生データが肝?■↓頭部データの一部分↓
・・・・・
DATE-OBS= '2024-02-13T18:44:24.198199' / Image created time
FILTER = 'IRCUT ' / Filter used when taking image
INSTRUME= 'Seestar S50' / Camera model
BAYERPAT= 'GRBG ' / Bayer pattern
GAIN = 80 / Gain Value
FOCUSPOS= 1578 / Focuser position in steps
TELESCOP= 'Seestar S50' / Telescope name
OBJECT = 'M 51 ' / name or catalog number of object being
imaged
CTYPE1 = 'RA---TAN-SIP' / TAN (gnomic) projection + SIP distortions
CTYPE2 = 'DEC--TAN-SIP' / TAN (gnomic) projection + SIP distortions
CRVAL1 = 202.784784377 / RA of reference point
CRVAL2 = 47.0579176857 / DEC of reference point
・・・・・
撮影時刻、場所、露光時間、感度、撮影方向などがFITsデータの頭に記録されている。恒星・天体のカタログデータに紐づけて、天体の位置、光度、色、などを知ることができる。単に「おもちゃ」であれば、こうした情報は不要。>何故にこうした情報がSeestarに記録されているかと言えば、本当にSeestarの方向が合っているか?天体恒星データと比べるから。ImageSolveとかPlateSolveとか言われる。使用者は裏で器械がこうした膨大なデータと比べながら望遠鏡の方向を決め、追尾するためX-Yモーターの回転数を常に調節、、など意識する必要はない。
↓元画像JPG(1080x1920)↓
↓同2↓
↓簡易色補正↓

↓天体名表示↓Seestar内部に天体カタログデータを持ち合わせており、位置情報に基づき天体名を表示する機能がある。

↓RA,DEC線表示↓視野の傾きが分かる(北上、東左に合わせるのが普通)

↓背景画像と比べた光度表示↓

光度測定に関して色情報は無い方が処理しやすい。測定に色は不要、、となると、JPEGに毛の生えた程度の仕上げで構わない。鑑賞用として堪えるということよりも白黒で良いから客観的データが得られれば良い(=PhotoshopやPixInsightは不要??
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<龍吉>(-_-;)今のところ、Photoshopによる処理は封印している。Fhotoshppは直観的に処理できるが再現性に乏しい。・(^_-)-
<はな>=^_^=誰がやっても同じにならない=熟練者には凝った処理ができて良いかも知れないが、やった本人さえどういう手順でしたか?再現できないニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚U凝った処理を施すよりはささっと画が出てきて、さまざまな情報が出る方を重視したいワン▽・。・▽
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投稿者:龍吉at 23:22| 星雲・星団 | コメント(0)

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