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2006年08月10日

「星は"すばる"」3態

明け方近く、東空には「すばる」(=M45プレヤデス)が姿を見せています。
焦点の違う光学系3種で撮ったものを公開します。
【その1】ニッコールED180mmF2.8
M45c3n0805sqsv
2006年8月6日早朝/ニコンD70(ISO1600,RAW)/ニッコールED180mmF2.8
3分露光/初代P型赤道儀ノータッチガイド
【その2】口径10cmF4(f=400mm)ED屈折
M45c4e0805sv
2006年8月6日早朝/キスデジ(IRC除去機、ISO1600,RAW)/ボーグED10cmF4屈折
3分露光/EM-10型赤道儀ノータッチガイド
【その3】口径18cmF4ライトシュミット鏡筒
M45c4e0804jsv
#ライトシュミット鏡の場合、補正板の影響かゴースト像がいくつか見られます。
2006年8月5日早朝/キスデジ(IRC除去機、ISO1600,RAW)
口径18cmF4ライトシュミット鏡筒/3分露光/NJP型赤道儀+DSIによるオートガイド

投稿者:Ken28at 17:27| 星雲・星団 | コメント(2) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

星はすまる・・「すまる」とは物が沢山集まるという意、清少納言の言葉は確かそのようなものだったと記憶しています。
季節の先撮りとなると、もうそんな時期なんですね。こちらとしてはまだまだ夏の赤い対象に捕らわれてしまうのですが・・^^;
昨年は追尾精度の悪さに悩む撮影を強いられましたが、ようやくオートガイドも実用化できそうですので、長時間の露出にも耐えられそうです。精度が良くなると、淡い星雲も格段に良く写るようになりますね。
今年はすばるのイメージ色の青ばかりでなく、メローペ星雲に含まれる赤っぽい色にも迫ってみたいと思っています。

投稿者:Fuuma-mfuk: at 2006/08/13 10:17

「すまる」が語源..
そう言えば、むかーし古文の時間に習ったような..完全に忘れ去っていた老頭脳です(苦笑)

>季節の先撮り
いえ、そのような先撮り意識など端からありません。
撮影した晩は月の影響が無くなる夜半頃まで待ったために、秋の星空になってしまっただけです。
#そのくせ、NGC7293(らせん星雲)を撮り損ねています(笑)

>オートガイド
こちらは未だ模索中です。(特に長焦点ガイド)
オートガイド動作そのものは問題無さそうなのですが、精度が上がらない。
で、現在気になっていることは「ギヤの遊び」。
コントローラのバックラッシュ値ではなく、物理的なギヤの噛み合わせ調整が大切ではないかと思うようになりました。
(センサー赤道儀が一番良好なので、この赤道儀のギヤ調整が一番良好?..う〜ん、何か違うような?)

投稿者:ken28URL at 2006/08/14 05:03

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