アンドロメダ星雲
今回は、お馴染みアンドロメダ大星雲です。比較用も含め3枚載せました。
どれが好みでしょうか?>コメント欄に回答いただけると幸いです。m(_ _)m
【アンドロメダ大星雲】その1
【アンドロメダ大星雲】その2
(1枚目画像があまりにケバイので、加算平均で中心部をおとなしくさせた)
【撮影データ】2006年8月25日1時28分〜41分/3分露光×4枚コンポジット
キスデジ(IRC除去改、ISO1600,RAW)/ED10cmF4直焦点
EM-10赤道儀ノータッチガイド/撮影地は石川県かほく市
【比較用画像】(露光時間の違う画像を複数枚コンポジットしたもの)
【撮影データ】2005年12月3日22時33分〜23時55分露出20秒,1分,2分,4分(計26枚)
NikonD70(ISO800,RAW)/ED10cmF4直焦点/EM-10赤道儀ノータッチガイド
撮影地:長野県上村、しらびそ高原
投稿者:Ken28at 16:44| 星雲・星団 | コメント(7) | トラックバック(0)
◆この記事へのトラックバックURL:
http://control.onair-blog.jp/util/tb.php?us_no=1061&bl_id=1061&et_id=34585◆この記事へのコメント:
こういう見事な作例を拝見すると、自分でも撮りたくなりますね。(^^
諧調表現の難しい対象ですが、個人的な好みでは3枚目(比較用)でしょうか。
M42もそうですが、やはり露出時間を変えたものを複数枚コンポジットするのが良いように思えます。
投稿者:ich:URL at 2006/08/26 17:28
一番の写真が宇宙の壮大さを感じることが出来て好きです^^
それにしてもキレイですね。またよらせていただきますね。
投稿者:taiga:URL at 2006/08/26 17:29
こんばんわ、私も3番目かな?
M31は難しいですよね。
先日撮ってみましたがなかなかどうして淡い部分が出ませんでした。
投稿者:きたみね:URL at 2006/08/26 22:13
僕も3枚目が良いと思います。
コンポジットする画像の露光時間に幅を持たせると、デジタル現像で諧調が豊かになるとのことですので、短めのカットを入れると中心部の諧調を再現できると思いますが、それだけだと周辺の淡い部分が出ませんので、露光時間のかなり長いカットも織り交ぜないといけないようです。
当方主鏡はF5.5で、2分ではまだ中心部はオーバーのようです。10分のカットも入れましたが、まだまだ周辺の淡い部分が足りないようです。
投稿者:Fuuma-mfuk: at 2006/08/27 13:44
早速のコメント回答、本当に有り難うございます>みなさま
3名の方が3番ですね..3枚目は確かに手間がかかっています。
(撮影地へ出かけるのにえらい時間がかかったし..笑)
3番の画像は、撮影データにもあるように20秒露光も入れています。
(M31の場合は、明るい中心部が潰れてしまう気がするので)
でも、多段階露光は撮影する際に面倒くさいのですよねぇ..
と、努めて楽をしたいという横着者です。(個人の趣味だし)
週末から晴れが続いていて(実は今晩も)画像処理が追いつきません。
本日は、多少星がかすんで見える?と決めつけて休むことにしました。
(明日は出勤ですし..)
投稿者:Ken28:URL at 2006/08/27 23:39
あ、すでに集計がされた後でしたか(^^;。
私も3番目が良いと思います。
1番目は露出過多かなと。2番目は中心部の明るさに比較して周縁部がやや暗めかと思います。
デジカメのトーンカーブは直線的なので、学術的にはそれで正しいのかも知れませんが、鑑賞写真としてはやはり段階露光コンポジットしたものが最もバランスが取れていると思います。
投稿者:ASTRO-KT:URL at 2006/08/27 23:46
タッチの差でしたね..すみませんでした>ASTRO-KTさん
1番と2番は同じ撮影コマから作成しています。処理を変えただけです。
1番は、とにかくRGB各色と全体のトーンカーブを左上に引き上げています。
つまり暗部を無理矢理拾い上げていますので中心部は完全にオーバーです。
2番は、
1番の画像と、原版から中心付近だけが見えるように別に作成した画像
(似非短時間露光?画)とを加算平均しました。
原版が同じ3分露光画像なので、このように姑息な方法ではダメですね(笑)
M31中心部の明るさと周辺部の暗さの差は相当なものなのに、ヒトの目の順応は大したものです。
よく望遠鏡よりも低倍率双眼鏡がよいとか言われますが、それはM31全体を見るときの話であって、
中口径以上の望遠鏡最低有効倍率で見るM31は、これまた見事なもので捨てがたい魅力があります。
例えて言えば、ドブソニアン望遠鏡で大きなM31を部分的にスキャンしながら見ていく方法です。
当然、広角アイピースでも(M31の周囲が)視野を完全にはみ出してしまいます。つい中央部のまぶしい明るさに目が眩んでしまいがちですが、M31周辺部へ視野を移動して見ていくのです。
すると(暗さに眼が馴れてくるにつれ)今度は淡いながらも周辺部の渦巻きがしっかり見えてくるのです。
しかも、その渦巻がどこまで続いているのか?と思うほど視野をはみ出して見えるのです。
それこそ、奇しくもtaigaさんがコメントで仰ったようにM31島宇宙の存在を感じさせる瞬間です。
3番は確かに中央から周辺まで見やすいレベルに抑えて観賞用にはいいのですが、実際に見た場合とは違うと思うのです。
投稿者:Ken28:URL at 2006/08/28 20:44