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2006年08月30日

懲りずに>アンドロメダ

26日エントリィ「アンドロメダ星雲」関連記事です。
今回は18cmライトシュミット鏡筒での画像。
20秒×4枚、1分×4枚、3分×4枚加算平均画像(3枚)をさらに加算平均したものです。
アンドロメダ星雲
M31c12e0826asv
【データ】2006年8月26日24時53分〜25時13分
20秒露光×4枚、1分×4枚、3分×4枚加算平均画像(3枚)をさらに加算平均
キスデジ(IRC除去改、ISO1600、RAW)/ミカゲ製18cmF4ライトシュミット鏡筒
NJP赤動儀オートガイド/自宅前で撮影
【比較用画像】ボーグ製ED10cmF4屈折鏡筒(f=400mm)によるアンドロメダ星雲
m31smc8e1203asv
【撮影データ】2005年12月3日22時33分〜23時55分露出20秒,1分,2分,4分(計26枚)
NikonD70(ISO800,RAW)/ED10cmF4直焦点/EM-10赤道儀ノータッチガイド
撮影地:長野県上村、しらびそ高原
明暗差の大きい天体(観賞用)には、やはり多段階露光が有効だと再認識。
#ただ、やはり目で見るM31の印象とは異なるのですよね..(当たり前でしょうが)
強いて言えば、写野をはみ出している上画像は、中口径望遠鏡以上最低有効低倍率で見た場合に近く、全体が写っている下画像は、(口径5cm〜10cm)双眼鏡で見た場合に近いと..??
#↑あくまで強引に例えたら、の話です。(笑)

投稿者:Ken28at 00:37| 星雲・星団 | コメント(2)

◆この記事へのコメント:

ピントが少々甘いのか恒星が膨らんでいる印象ですが、多段階の露光でハイライトからシャドーまでの幅が広がりましたね。
ライトシュミットの画像は少々流れているようですが、コンポジット時の具合でしょうか。10cm屈折の26枚というのはスゴイですね。枚数が増えると時間もかかることでしょう。
どちらもF4という明るさとシャープさが魅力ですね。暗い夜空で10〜15分ほど開いて撮った画像も織り交ぜた完成画像もぜひ拝見したいです。きっと素晴らしい写りでしょうね。

投稿者:Fuuma-mfuk: at 2006/09/02 19:13

ふうまさん、おはようございます。
ピントもきっちり来ていないとは思いますが、大きな要素としてオートガイドの問題があるようです。
オートガイド動作自体は(DSIもGuideDogも両方共)ちゃんとしているのですが、追尾誤差が大きいようなのです。
生画像を原版で見ると、補正動作がXY方向にふれすぎるためか(特にDEC方向)、星像が十字の形に写るのです。
コンポジット時の不良?という御指摘ですが、
使っているRegiStaxは、元々(ズレていく)惑星拡大画像を大量コンポジットする能力があります。基準星さえ指定すれば、大きなズレがない限りブレて膨らむことはありません。

というわけで、NJP赤道儀における自動ガイドの問題解決がさしあたり障害になっているというわけでした。

どうやら、鏡筒バランスが想像以上に微妙なのかもしれません。ギヤのかみ合わせも再調整の必要がありそうです。

投稿者:Ken28URL at 2006/09/03 08:47

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