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2007年02月26日

K10D with BORG125EDX0.85RC

初めてK10Dをボーグ12.5cmF6.4ED望遠鏡へ取り付け、直焦点撮影しました。
(言い訳=いずれも、撮影中に薄雲が通過しています)
【1】↓M104ソンブレロ星雲
M104_0151sv
★いずれも画像をクリックすると別窓に拡大表示します★
↓同、拡大トリミング画像
M104_0151usv
これまでの直焦点撮影では、いつも天体導入に少々苦労していました。
キスデジやD70のファインダーが暗すぎて写野に目的天体が入ったかどうか直接確かめられず、とりあえず撮ってみるしかなかったからです。
K10Dはプリズムファインダーなので視野が明るく、割と暗い星まで見えます。
使い始めたスーパーナビで鏡筒の方向を定めた後は、最終的にK10Dのファインダーで構図を決めなおすことができました。
【2】↓M81,82
M8182_0152sv
(※左の渦巻き型がM81で、右の不規則型がM82です)
★いずれも画像をクリックすると別窓に拡大表示します★
↓同、拡大トリミング画像
M8182_0152usv
【撮影データ】2007年2月25日
M104:02時24分〜31分(7分露光)/M81,82:02時52分〜59分(7分露光)
K10D(ISO1600,NR-on,JPG)
ボーグ12.5cmED屈折+0.85レデューサ(合成fl=680mm)
GM-8赤道儀+76ED(STV)オートガイド/撮影地は自宅前

投稿者:Ken28at 01:45| 星雲・星団 | コメント(2)

◆この記事へのコメント:

K10Dによる直焦点作品ですね。
渦巻きや不規則銀河のくびれたようなニュアンスが良く見えますね。
やっぱ、春の銀河には”大きいことはいいことだ”と実感します。
ファインダーの明るさに関しては、はっきり起きているのに頭が寝ていて(笑)PELENG8mmの記事にコメントしてしまいました。m(_ _)m

投稿者:ゆうひぶたっくすURL at 2007/02/26 20:54

こういった系外星雲は、少しでも長焦点が欲しくなります。
少なくとも1m超の焦点が欲しいところです。
ところが、そうなると光学系自体が大きくなり(口径20cm〜25cm以上)、その荷重に耐えるだけでなく追尾精度の高い赤道儀とガイドシステムも必要..と、途方もなく大がかりになってしまいます。
#そうなると(資金に限りある)アマチュアにはとてもとても..
一つの対策として、冷却CCDなのかな?という気もしています。
比較的CCDチップが小さいのでfl=1m以下でも十分拡大された画像が得られるし..。
ただ、冷却CCDは一般的でなく高価なことと、用途が限られる。
などと考えた末、(殆ど天体しか撮らないのだから)やっぱり冷却CCD導入と、いったんは決意したはずでした。
が、資金蓄積の志半ばにして、結局K10Dに走ってしまいました。(全く我慢が足りません..笑)

>ファインダーの明るさ
これまでのキスデジやD70など、ミラー式は暗すぎました。
暗い星や星雲もファインダーで見えるのはやっぱり有り難い。
広角レンズでも星がそこそこ見えるので構図決めにあまり苦労しなくて済むようになりました。
#後は感性の問題か。こればかりは..(笑)

投稿者:Ken28URL at 2007/02/27 18:13

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