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2007年06月11日

ISO3200固定撮影

天候が思わしくない日が多くなってきました。こんなときは『星より器材』な話題、ということで。
お気づきの方もあるかも知れませんが、実は6月から記事中にEOS20Dの名が登場しています。

(画像は某所から拝借..私の20Dに標準レンズは付いていません)
【言い訳】
【1】K10Dを手にして、やはり一眼レフはファインダーが明るくて当然、と思うに至った。
(そうなると、所有一眼デジでK10D以外はD50もキスデジ改もミラー式で暗い)
【2】交換レンズ(主にペンタックス系列)が遊んでいる現状がもったいない。
(中古D50では、ニッコールしか使えない=上位機D200等は買えない)
(K10Dをもう1台?えっ?..廉価版K100D?←ミラーファインダーはパスしたい)
★で、マウント変換アダプタが使えるEOSに行き着きました。
そんなことを考えつつ、店先の中古棚に並んでいたEOS20Dを見て、つい..(笑)
#今にして思えば、観音の新鋭キスデジX(EOS Kiss Digital X)が買えたかも?(後悔)
○新鋭キスデジXの評判はよいようです。#ミラーファインダーでなければ..
それにしても長時間露光時のノイズが皆無に近いというのは、天文屋には何よりも有り難い。
■■■■前置きが長くなりました■■■■
EOS20DにはISO1600を超えて3200(H)モードがあります。
ノイズは?写りは?と気になったので、感度Hモードにして固定撮影してみました。
★さそり座、木星、銀河
Saso_5457c4e0609xga
★同、星座線入り
Saso_5457c4e0609xgat
(意外と粒子が細かい?..いえ、4枚コンポジットによる効果です)
1枚画像だと↓..

こんな感じ=明らかにザラツキがあり、色のりも悪い。
Saso_3357x
★わし座〜たて座にかけての銀河
Watate7274c4e0609x
★同、星座線入り
Watate7274c4e0609xt
○あくまで主観ですが●
ISO3200高感度による効果は確かに感じることができました。一枚画像では画像のざらつきやノイズが分かりますが、複数枚コンポジットすることで回避できます。
2007年6月9日22時〜22時40分頃
EOS20D(ISO3200,NR-off,RAW)/旧ニッコール28mmF2.8(絞り開放)
バルブ30秒露光、4枚コンポジット/三脚固定撮影


本記事は、天体写真P6月-2「星より機材」にTBします。

投稿者:Ken28at 07:05| 道具・ものづくり | コメント(0) | トラックバック(0)

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