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2007年07月11日

長時間露光時のノイズ(*istDS2)

新顔?*istDS2の長時間露光時におけるノイズを調べてみました。
(レンズキャップをしての撮影ですから)何も写らないはずなのに..
【1】バルブ3分露光
Noise3m1746x
【2】同、左上隅ピクセル等倍
Noise3m1746upx
【3】バルブ7分露光
Noise7m1742x
【4】同、左上隅ピクセル等倍
Noise7m1742upx
撮影時の気温は高め。他機種では、ノイズが画面の一部だけに現れるのに..

【5】ノイズリダクション(NR-on)撮影でノイズは相殺されます。
Dark7m1742x
【6】RAWモード(NR-off)で撮影後、PCでダークノイズを引いた画像
Tatemi1754rdkx
【7】[6]と同じ。別例(「医王山」)
Iou1755rdkx
いずれも、*istDS2(ISO800,RAW)/DA21mmF3.2AL→F5.6/バルブ露光
気温が高くなる時期だけに天体用としての*istDS2使用は辛いものを感じます。
#【6】【7】のようにWEB用画像程度では、それほど気にならないのですが..

投稿者:Ken28at 01:36| 道具・ものづくり | コメント(2)

◆この記事へのコメント:

天体用カメラとして見たとき、温度ノイズは*istDシリーズの最大の弱点ですね。
PCでダーク補正をするようになる前は、夏場の撮影はちょっと・・・という感じでしたから。

Hα領域の感度もさることながら、この問題がKissDN(改)導入の大きな動機に
なっています。

投稿者:ichURL at 2007/07/11 21:29

ある程度の覚悟はしていましたが、真っ赤な画像を見て愕然としました。
(液晶モニターではこれほどでもなかったのに..)
NR-on撮影、或いは、後でダーク減算処理すれば大体キャンセルできるとはいえ、受光素子のダイナミックレンジをノイズ分に削られるわけで、困ったものです。
結局、この時期、本格的長時間露光には向かないと悟りました。
#せめて、画面片隅の一部であればそれほど気にならないのですが..

ただ、NR-on撮影で露光時間1,2分程度であれば、ノイズ問題はさほど気にする必要はなさそうです。
また、小振りなパンケーキレンズ付だとかさばらず、手軽に持ち歩けてよいと思います。
#それなら、リコーのGR-Digitalがあるじゃないか..
(実は、中古*istDS2か?GR-Dか?迷った結果の選択でした)
★次回、*istDS2の名誉挽回編を掲載したいと考えています★

投稿者:Ken28URL at 2007/07/12 15:37

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