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2008年01月23日

オートガイド覚書

*1月20日エントリィ「オート×、マニュアル○」の続編*
(今回、表記タイトルに変更・改題)
前回、PHDguidingによる実験ではシリアルポート認識できず接続不調だった。
その後の検証から↓原因判明↓
▲1:ASCOMサイトからDLしたLX200互換ドライバをインストールし忘れていた。 orz
▲2:接続コードと7pinDINコネクタのGND端子半田付けが外れていた(=いも半田>汗)。
1→DLした「GenericLX200Protocol Telescopes」を展開し、インストール。
2→半田付け作業のやり直し(恥)↓リレーアダプタ↓
Relay_4481x
↑作動中のLED点灯を見やすくするため、透明ケースを使用。
・ケース左上に、DOG側8pinDIN端子が見える。
・画面上端にUSB→シリアル変換アダプタ(ELECOM製UC-SGT)が写っている。
↑この変換アダプタのドライバはELECOM社のサイトからDLする必要がある。
(※SN末尾の記号によりドライバが異なるので要注意。CまでとD以降の場合)
★(以上の作業を済ませた後)「PHDguiding」を立ち上げたところ↓(バージョンは1.7.0)
Phd_4482x
※予め、利用するUSBポート(シリアルポート)のCOM番号を調べておく※
(1)PHD画面から「Mount」タグを開き、「ASCOM」を選択する。
(2)画面下左端にあるカメラアイコンをクリックし、使用カメラ(DSI)を選択し接続する。
(3)続いて、左から5つめ「露光時間」タグを開きシャッター速度を決める。
(4)左から3つめのアイコン(Continue)をクリックする→DSIがとらえた画像表示し続ける。
(5)カメラのピントと明るさ調整を済ませたら、「STOP」アイコンをクリックしてContinueモードを解除する。
(6)左から2つめ「望遠鏡」アイコンをクリック
 →接続する望遠鏡タイプ(GenericLX200Protocol)を選び、さらに使用ポートを選択する。
(7)首尾良く接続できたら、再び「Continue」をクリックする→ガイド星にマウスポインタを合わせてクリック
(8)画面下左から4つめ「PHD(矢印入り)」アイコンをクリックする>キャリブレーション開始?>オートガイド動作?
※おことわり※
(7)以降は、試してない(晴夜が無い)ので、実際どうなのか?全く不明? m(__)m
しかし、気になることが..

■気になること■
【1】望遠鏡タイプを選んで接続後、マニュアルモードにして画面上の左右上下ボタンを押してみると、それぞれ対応するLEDが点灯。
◆しかし、押している状態ではLED点灯せず、ボタンを離した途端にLEDが点灯する。
↑DSI標準添付のオートガイド画面では、押している間だけLED点灯する。
(そのため、PHDguidingではガイド失敗の可能性が高い気がする..?)
#NO(ノーマルオープン)ではないのか??
【2】リレーアダプタは、ここ(http://kuwana.exblog.jp/d2007-06-01)から分けてもらったもので、シリアル接続型。
↑ガイダーから直結で望遠鏡へ繋いでも良いのだろうが、このアダプタを介することでリレー音とLED点滅により、動作確認が視覚聴覚で分かり易く、PC用の主なガイドソフトで利用でき、汎用性が高い。
使用ノートPC(中古デル製Latitude/WinXP)にはシリアル端子も付いている..が、
◆何故か?そのシリアル端子(COM1)に繋いだ場合、PHDguidingでCOM1を認識できない。
↑やむなくUSB1.1端子にUSB→シリアル変換アダプタ(ELECOM製UC-SGT)を繋いでやると、ちゃんと認識・動作する。
 ↑
ま、PHDguidingが駄目でもDSI標準付属のガイドソフトは正常稼働するようなのでさほど気にしないが..
#オートガイドできれば何でも良い(笑)
 ↓
自宅外での撮影を考えると、できればオートガイドにPCは使いたくない。
→所有のガイダーでは、Pictor201XTが一番シンプルかつコンパクト。
 (=野外用に一番ふさわしいが、単純故に動作確認しづらいという難点がある)
【まとめ】
単純・明快・正確無比、なおかつ、省エネ・軽量コンパクトなガイダーは無いものか?
(というパラドックス?ジレンマ?を感じる日々..苦笑)

投稿者:Ken28at 18:17| 道具・ものづくり | コメント(0) | トラックバック(0)

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