2008年08月03日
「流し撮り」はどちら?
暗い星空を写すには、露光を長くしなければならない。また、手持ち撮影は無理なので三脚必須。
これで肉眼で見える程度の星は写るようになる。
★東天に昇るおうし座(三脚固定撮影法)
日周運動のため、肝心の星が流れて線になってしまう。(地上風景は流れない)
そこで、星の日周運動に合わせて少しずつカメラの向きを赤道儀で追いかける。
追尾撮影という。
★東天のおうしざ、プレヤデス(追尾撮影法)
星が点像になった。かなり暗い星まで写るようになる。
(地上風景は流れてしまう)
★同、星座線入り
『流し撮り』は、被写体の動きに合わせて被写体がぶれないようにカメラを動かす。
★三脚固定は、地上風景が流れない>地上を主にした場合は○
★追尾撮影は、星が流れない>星を主に考えた場合は○
だから、何を主に考えるかで決まる?=どちらも流し撮り?といえそう。
================================
2008年7月30日25時30分〜42分(上:バルブ3分露光、下:5分露光)
ペンタックスK10D(ISO800,RAW)/DA21mmF3.2→F4
カメラ三脚固定(上)、TG-SDノータッチガイド(下)
@市内立野原(ばんにん原)
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勝手ながら、本記事はPentax People月例TBフォト企画(15)『流す』にTBします。
これで肉眼で見える程度の星は写るようになる。
★東天に昇るおうし座(三脚固定撮影法)
日周運動のため、肝心の星が流れて線になってしまう。(地上風景は流れない)
そこで、星の日周運動に合わせて少しずつカメラの向きを赤道儀で追いかける。
追尾撮影という。
★東天のおうしざ、プレヤデス(追尾撮影法)
星が点像になった。かなり暗い星まで写るようになる。
(地上風景は流れてしまう)
★同、星座線入り
『流し撮り』は、被写体の動きに合わせて被写体がぶれないようにカメラを動かす。
★三脚固定は、地上風景が流れない>地上を主にした場合は○
★追尾撮影は、星が流れない>星を主に考えた場合は○
だから、何を主に考えるかで決まる?=どちらも流し撮り?といえそう。
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2008年7月30日25時30分〜42分(上:バルブ3分露光、下:5分露光)
ペンタックスK10D(ISO800,RAW)/DA21mmF3.2→F4
カメラ三脚固定(上)、TG-SDノータッチガイド(下)
@市内立野原(ばんにん原)
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勝手ながら、本記事はPentax People月例TBフォト企画(15)『流す』にTBします。
投稿者:Ken28at 20:52| 星空・星座 | コメント(2) | トラックバック(0)
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http://control.onair-blog.jp/util/tb.php?us_no=1061&bl_id=1061&et_id=68595◆この記事へのコメント:
星の場合、どちらも止まったほうが「見た目」からいえば
自然ですが、なにせ暗い、暗すぎる。人の目のなんと優秀
なことか。
的確な写真とわかりやすい解説 お見事
投稿者:baja:URL at 2008/08/04 18:45
bajaさん
同じようなことを職場の同僚に言われたことがあります。
(星が流れているのは許せない、と)
ところで、
実は、(近ごろ主機材になりつつある)タカハシTG-SDには、地上景色も星空も流れないモードがあります。
何のことはない、追尾速度をわざと遅らせる仕組みです。
地上がぎりぎりブレない程度、星が流れない程度の露光時間で止めるわけです。
従って、撮影レンズの焦点距離と撮影方向によってこの許容露光時間が変わってきます。
#北極星方向は長く、真東(真西)や天頂方向は短くなります。
一度この機能を試してみようと思いつつ、未だ試しておりません。
投稿者:Ken28:URL at 2008/08/04 20:30