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2009年01月04日

やっと捉えた!鹿林彗星

今朝は、冬の北陸にしては珍しく晴れ。
おかげで、やっと鹿林彗星(C/2007N3)をとらえることができた。
【1】(85mmレンズ)
C2007n3_2627c2o0104pbsx
彗星独特のエメラルドグリーン色なので、画像から簡単に見つけられる。
【2】(同上)
C2007n3_0028pbux
【3】(FS60C直焦点)>彗星の尾が斜めに写っているのだが..
C2007n3_0029pbux
【言い訳】早朝故、重機を出す余裕がなかった。丁寧に据え付けできなかった。
それでも85mmの方は何とか点像になったが、FS60Cの方は見事にガイドずれ。
このまま拡大表示させないで見た方が彗星の尾がわかりやすいと思う。
2008年1月4日04時51分〜05時08分
【1】=バルブ3分露光×2枚加算平均/【2】=バルブ3分露光1枚
【3】=4分30秒露光1枚
【1】,【2】=NikkorAi-S85mmF1.4→F2.8
【3】=タカハシFS60C屈折直焦点(合成fl=300mm)
いずれも、E-410(ISO800,RAW)+初代P型赤道儀ノータッチ@自宅前
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勝手ながら、本記事は「天体写真People」トラックバックPeople(天体写真)などへTBさせていただきました。

【追記】ステラナビゲータV6で作成したさそり座β付近の星野
Sasori0104
数字は星の等級。これで比べると、彗星は7等台中程と思われる。
彗星は、現在さそり左上のハサミ(β星)の近くにいる。
これから徐々に速度が上がり、てんびん座、しし座方向へ移動する。
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この晩は、しぶんぎ群のピーク予想日だった。
実は、休みとうまくリンクしたので隣県へしぶんぎ群を拝みに出かけた。
しかし、そう遠くへ出るわけにも行かず、自宅から約100kmのポイントに留めた。
周囲はスキー場の密集地帯で空が明るいため写真に撮る気も失せ、直焦点撮影をしながら目で観察した。
従って、真剣に観ていたことにならない。散在流星も含め数個しか目撃できなかった。
明るいのはマイナス1,2等級程度だった。
雲が増えだしたので、観察は途中で止めて4時過ぎに帰宅。
さっさと寝るつもりだったが、帰宅してみると西から雲が無くなり久しぶりの晴れ。
慌てて旧P型赤道儀とカメラ、望遠鏡を出して鹿林彗星を撮影した(本記事)
撮影途中から再び雲が襲ってきたので、さそり座が隠されるぎりぎりまで粘っていた。
そのとき、北北東空(うしかい座)から南へ向かってマイナス4等級の明るい流星が雲越しに飛ぶのを目撃したのだった。
しぶんぎ群を拝むために県外脱出したのに現地では別のことをし、帰宅して鹿林彗星に気をとられているうちに、しぶんぎ群を目撃するという何とも皮肉な一夜だった。

投稿者:Ken28at 22:10| 彗星・流星 | コメント(2) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

はや1月も5日ですが・・・
年末年始ちょっと勤務が濃密だったものでm(_ _)m
あけましておめでとうございます。

さっそく、鹿林彗星を捉えたのですね。
これからの増光が楽しみですね。

今年もよろしくお願いします。

投稿者:豚磨URL at 2009/01/05 17:15

豚磨さん、あけましておめでとうございます。
新年早々お勤めとの由、お疲れ様でした。

鹿林彗星はまだ肉眼では無理ですが、小ファインダーでも存在が分かりそうです。
(事実、FS60Cのファインダーで写野導入したらど真ん中だった)
ただ、自分の場合、早朝観察というのが案外ネックになりそうです。(汗)

こちらこそ、本年もどうぞよろしくお願いします。

投稿者:Ken28URL at 2009/01/06 00:57

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