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2009年08月15日

天の川銀河 by ペンEP-1

やっと星見ができた。自宅は曇天だったため、久しぶりに新潟県まで北上した。
(今回のポイントは、本県に近い糸魚川市の少し先、能生町の小高い場所)
ペルセ群流星も数個目撃したが、火球クラスは無し。(当然、画像には写らず)
今回は、(ペルセ群だけでなく)新機ペンE-P1で星をガイド撮影してみたかった。
では、早速↓
Pen0542_230048bux
ノイズが酷く、色調もG強過ぎなので、「撮って出し」というわけにはいかない。
(バックを暗めにしたが、まだ画面に縞模様が残る orz)
ISO感度800,NR-on,RAW画像→添付のOlympusMaster2で初期処理、一括Tiff保存
→ステライメージ6でトーン調整等、BMP保存→ピンぼけレスキューでJPG変換
★星座線入り(わし座→いて座)
Pen0542_230048buxt
一応、NR-offにしてISO800とISO400で数分露光を試みたが、あまりにもGに偏った色調になり、ノイズが目立つ。とても掲載するに耐えない状態でガッカリした。
仮に、各社画像処理ソフトがE-P1のRAW処理、ノイズ減算・軽減処理に対応したとしても、元データ量がかなり減ってしまうであろう。これでは、*istDと何等変わらない orz

★右上隅等倍トリミング(800×800ドット)
Pen0542_230048upsqsv
ペン用パンケーキM.ZuikoD17mmF2.8を半絞りF3.2で撮影した。
非点収差がある。※Web掲載では目立たない。
月も高く昇ってきた。天頂付近の銀河は未だ良く見えていたが、ペンE-P1の画像↑にがっくりして撤収開始。
帰宅したら、ようやく雲間から星が見えるほどに天候回復していた。
★夏のオリオン(左隅の輝星は金星)
Pen0558_034915bx
ペンE-P1は、↑このような撮影が合っているのだろうか。
#どうやら本格的な天体撮影(高感度・長秒時露光)は苦手らしい。
【共通データ】2009年8月14〜15日
ペンE-P1(ISO800,400,NR-on,RAW)/M.ZuikoD17mmF2.8→F3.2
[1]8月14日23時00分〜03分(ISO800,バルブ200秒露光)
[2]8月15日03時49分〜50分(ISO400,マニュアル60秒露光)
[1]TG-SDノータッチガイド@新潟県能生町
[2]カメラ三脚固定@自宅前

投稿者:Ken28at 14:00| 星空・星座 | コメント(2) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

こんなにきれいに晴れていたのですね。
当方は、この晩も雲が立ち込めて、流星画像の収穫なしです。
ISO400の固定法では、なかなかきれいな情緒的な画像だと思いますが>E-P1

K-7、じっくりいじる機会があったので、ダークを撮ってみました。
http://shinshu-no5.cocolog-nifty.com/expshinshu/2009/08/k-7-38bd.html

投稿者:豚磨URL at 2009/08/15 23:08

どうも昼間は晴れて朝夕曇りというパターンになっている気もします。
仰るように、PEN E-P1も長時間露光は1分程度(NR-on必須)が限度のようですね。
#だから長時間露光ではなく、長秒時露光なのか..笑
でも、これだと春に入手したLX3と完全に競合する orz

先ほど、K-7のレポート記事を見させていただきました。
E-P1といい勝負ですね..警告が出るとは知りませんでした。
気づいてみれば、E-P1にもLX3にも動画撮影機能あります。
自分には不要なんですが..
そんなことよりも、如何なる場面でも、バルブ露光可能とするならばノイズを減らすことに力を入れるべきではないか>各社
そういう意味では、長秒露光は1分まで、強制NR-onとしたパナソニックは潔い気がします。

投稿者:Ken28URL at 2009/08/16 13:18

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