<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2005年08月17日

井波の送り火とIOXの無駄照明

16日晩は↓南砺市八乙女山の「八」文字焼き(=送り火)でした↓
八文字焼き
ニコンD70(ISO800,RAW)/Nikkor28mmF2.8→F4/露出30秒/南砺市井波
八文字焼き
◎八乙女山に浮かび上がった「八」の文字明かり..なかなか風情がありますねぇ...
#それに引き替え、我が地元のIOX-AROSAスキー場では..【怒】
↓「追記をみる」へどうぞ

↓帰宅後、上画像と同じ設定でカメラを我が地元の医王山に向けてみると↓..核実験か!?
原爆破裂?=IOXの無駄照明
あまりに明る過ぎて完全に露出オーバー。もっと絞り込み、露出を抑えてやっと全貌が..。
IOXの無駄照明その2
↓ED180mm望遠レンズでクローズアップしてみた↓
IOXの無駄照明その3
【結論というか、怒りというか..】
松明、薪による井波の八文字焼きと、大電力によるIOXの照明では明るさが格段に違う。
◎◎井波の場合は明らかにお盆の「送り火」であることが明白◎◎
-------------------------------------------------
××では、IOXの照明は何の意味があるのだろうか??××
-------------------------------------------------
スキーシーズンでもないのに不必要なバカ明るい照明を使う必要がどこにあるというのか?
-----------------------------------------------------------------
【怒】限りある資源の無駄遣いとしか言いようがない!!>IOX関係者各位
【怒】即刻このような馬鹿なマネは止めてもらいたい!!>IOX関係者各位
【怒】国の「光害対策ガイドライン」を知らないの?無視する気?>IOX関係者各位
===============================================================
国(環境省)から、光害対策に関するガイドラインが出ています。
法律(取締、罰則等)による強制力はありません。(地方自治体の中には
独自に光害防止に関する条例を決めている所があります)
しかし、このガイドラインの中では、屋外照明については照明器具製造者、
設置者(管理者)等に対して適切な屋外照明をするように求めています。
詳しくは↓環境省ホームページをご覧ください↓(光害対策ガイドライン)
http://www.env.go.jp/air/life/hikari_g/index.html

投稿者:Ken28at 20:57| ローカルな話題 | コメント(4) | トラックバック(1)

◆この記事へのトラックバックURL:

http://control.onair-blog.jp/util/tb.php?us_no=1061&bl_id=1061&et_id=12774

ブログタイトル:[ ライナスの屋根裏部屋]
記事タイトル:いつかこの国から星空は無くなるんじゃないか…
記事概要:家庭用のプラネタリウムが流行っているそうです。 自分もプラネタリウム通いを通じて

◆この記事へのコメント:

TVのコンセントを抜いて、無駄な電力を使わないようにと
世間では頑張っているのに「地球温暖化は遠くに行きにけり」
「星空を見る会」など開催して夜間照明の邪魔をしましょう。
無駄かな?

投稿者:ショーボーURL at 2005/08/17 19:32

ショーボーさん
初めまして。コメントありがとうございます。
IOX-AROSAさんは地元でもあり、立場上、直接面と向かってモノが言いにくいのです..(困惑)
そもそも同スキー場は、ゲレンデの設計?構成に無理があります。(理由:周りが殆ど国有林のため拡張が難しい)
そのため、
(1)ナイター設備はスキー場全面広範囲にわたっています。=これが一番問題の種です。
(2)ナイター投光器の照射角度が2つ目の問題です。
=目的からしてナイター光はゲレンデを照らす=下向きでよいわけで、それが何故か斜めに砺波平野に光軸が合っている..
また、光が上に漏れるのを防ぐためのカサが付いてない。
↑これは、追記に紹介した「光害対策ガイドライン」に違反している。早急に改良すべき。
(3)お盆の時期のナイター点灯はスキー場の目的から明らかに外れている=無意味、不必要。
↑夏も夜間もスキーができるようにするつもりなのか..??
(なお、下記URL↓もご覧いただけると幸いです。)
http://www.nsknet.or.jp/~k-yoshio/astro/etc/iox.htm

投稿者:Ken28URL at 2005/08/17 20:29

きれいなHP見させて頂きました、こんなに多くの星を見ることが
出来るのは羨ましい限りです。
ここ鶴来でも金沢方面の空には全く星を見ることが出来ません。

1957,8年ごろ小生が中学生のころ、金沢市小立野に住んで
居ましたが新聞配達のアルバイトから帰宅した時、夜空に音もなく
スーっと光の点が移動して行くのを見つけ、慌てて家族を呼んで
空の端に消えるまで見ていたものです。

当時は肉眼でも小さなスプートニク1号が見える程、空は澄んで
大光量・高輝度の照明は、地方都市では無かったように思います。

今は企業の評価に環境対策、公害対策に対する取り組みが大きな
ウエートを占める時代になっています。
もしスキー場PRのために夜間照明をしているので有れば、逆転
の発想で、環境に優しいスキー場として考えてみてはどうでしょ
うか。

Kenさんの町だけでなく、いたるところで同じような問題がある
のではないでしょうか。

投稿者:ショーボーURL at 2005/08/19 18:46

ショーボーさん
どうもコメントありがとうございます。
金沢市の明かりが医王山を通り越して気になるようになって20年余です。
(23時を過ぎるとちょっぴりだけ暗くなりますが..)
IOX-AROSAがナイターを始める前、お盆の時期に医王の稜線沿い道路(百万石道路)に
大型発電機と投光器を何台も運び上げて、山から砺波地方に向けて光を放つ、という
超おバ○なことをやった人たちが居ました。
結局、この時のメンバーがIOX-AROSAに働きかけているもの?と推測しています。
つまり、街の明るさ=文明の高さ?と勘違いしている人が居るということ。
そして、確かに(自分たちのように)眩しすぎ、無駄遣い、と感じる人も居るのですが
ナイター光を見て「明かりがきれいだ..」と言う人がやはり多いということ..
残念ですが、これが現実です。
#地道に(環境に悪く、資源の無駄という)賛同者を増やすしかないのかも..

投稿者:Ken28URL at 2005/08/20 02:33

※必須