<< 前のエントリトップページ次のエントリ >>
2011年01月08日

ISO3200,バルブ2分実写 by K-5

前回、ISO3200や6400でバルブ露光時ダークノイズを緊急検証したが、早く実写で確かめたい>K-5
休日に予定が入っているため、チャンスは昨夜〜今朝しかないと考えた。
今回も平湯温泉スキー場へ脱出。(しつこい)
しぶんぎ座流星群観察が不完全燃焼に終わったことへのリベンジも兼ねていた。
では、早速。
【ISO3200,2分露光×8枚加算平均】

【ISO3200,2分露光、1枚画像】

撮影時の気温が零下12度だったこともあろうが、ISO3200、2分露光1枚画像でも荒れは酷くないようだ。(画像をクリックすると、2×2ビニング画像を表示します)Twitter

原板中央部分(1200×800,バラ星雲付近)を等倍切り出ししてみた。
【ISO3200,2分露光×8枚加算平均】

【ISO3200,2分露光、1枚のみ】

さすがに原板では差が出る>複数枚コンポジットした方が良いようだ。
【おまけ:星座線入り全体像】

2011年1月7日23時42分〜59分(バルブ2分露光×8枚)
ペンタックスK-5(ISO3200,DNG)/DA18-135mmWR広角端F3.5→F4
タカハシTG-SD改ノータッチ@岐阜県高山市飛騨温泉郷、平湯温泉スキー場Twitter

投稿者:龍吉at 14:34| 星空・星座 | コメント(2) | トラックバック(0)

◆この記事へのトラックバックURL:

http://control.onair-blog.jp/util/tb.php?us_no=1061&bl_id=1061&et_id=182314

◆この記事へのコメント:

自分でも撮影してみましたが、ISO3200までなら十分な画質だと思いました。
逆に長時間露出可能な対象なら、それ以上の高感度は使わなくていいかな、とも。(笑)

流星などであれば、多少の画質の荒れが有っても高感度を選択するでしょうが、それでも従来通り30秒で十分かも。
とは言え、やはり自分で条件を選べるかどうかの違いは大きいですよね。(^^)

投稿者:ichURL at 2011/01/08 19:32

自分は、(外気温にもよりますが)6400や場合によっては12800も利用するかも知れません。
今回のような広角系による星野写真なら数分追尾は楽勝なのでISO800〜1600露光主体でも良いし、ISO3200にしても画が荒れないようなので、もっとラフな追尾で露光時間を切り詰められるのは有り難いです。
長焦点でも、ノータッチガイドで星が流れない程度の短い露光でしっかり露光が得られるのなら大げさな準備をしなくて済むので助かります。
選択肢をユーザーに任せてくれたのは大変有り難いと思っています。
コンデジとは違うのだから、ユーザー裁量で当然とも思うのであります。

投稿者:龍吉URL at 2011/01/09 03:58

※必須