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2013年02月11日

シリウスとM41@自宅

1月最後の晩>135mm望遠による撮影↓シリウスとM41↓

プリセット絞りの旧琢磨だと、ほぼ円形絞りであるためシリウスの周りにあるようなすさまじい光条は発生しない。
2013年1月31日21時03分〜(3分露光×4枚コンポジット)/ペンタックスK-5(ISO1600,RAW)/PENTAX-M135mmF3.5→F4/高橋P型赤道儀ノータッチ@自宅
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投稿者:龍吉at 00:01| 星雲・星団 | コメント(4) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

シリウスの迫力は凄いですね。他の星達とは全く異なる異彩を放っています。8.7光年といえば人類にとっては想像を絶する距離ですよね。例えば時速100万kmのロケットで向かっても1万年位はかかるでしょうか。時速100万kmは地球から月まで20分くらいで行けるスピードですよ。それでも光の速さの1000分の1以下。何が言いたいのか、こんな距離にある星が銀河系の中ではほとんど太陽系のお隣さんですから宇宙の広大さは凄まじいものです。果たして遠い将来恒星間有人飛行は実現するのでしょうか。最新の研究では宇宙はいまだに加速膨張を続けているそうです。膨張する為の空間はいったいどこからどうやって流れ込んでくるのでしょうか。重力を伝達する素粒子が唯一次元の壁を通り抜けられるとか。宇宙の真空は未知の物質で満たされているとか。凡人の私などにはSFのロマンのような話ですが興味は尽きません。

投稿者:西大井天文台: at 2013/02/11 19:24

シリウスの詳しい紹介を有難うございます。「シリウス」で自分が経験していることが一つだけあります。
それは、シリウスの光で影ができるということです。(拙ブログ記事でもかなり前に紹介しています)
「金星の影」についてはよく知られていますが、シリウスの光で木立ちの影ができていることに気付いた
時は、本当に驚きました。←田舎ならではの話です。都会地ではありえない話でしょう。

浅学故、宇宙論へ通じるような話題にはちょっと就いていけませんので、これでご容赦願います。m(_ _)m

投稿者:龍吉URL at 2013/02/12 18:12

最近は老人会でもあまり歌われなくなった”迷曲”に星影のワルツなんてのがありましたっけ。あれはシリウスの影だったりして。私は星の影なんて想像もしていませんでした。あるんですね。金星の影の話も初耳でした。星明りで山道を歩いたなんてものの本では読んだことがありますが、本当に都会では想像もつきません。
うらやましいけれど実際に人工の明かりがない所に一人置かれたら心細くて5分といられないと思います。都会の人間は情けないくらい自然に対して弱い生き物ですね。でもそんな都会でも、誰にも邪魔されないマンションの屋上で一人、赤道義をいつもの手順で組み立てて巨大な15センチアクロマートF8を載せた姿に一人満悦する時、貧弱であってもオリオン星雲やプレアデスが精いっぱいの星空を心行くまで堪能する時間はやはり至福のひと時です。
遠く羽田空港を見渡す我が「西大井天文台」からは常時5〜6機の、空港を発着する旅客機の姿を見ることが出来ます。そのほかにも成田空港を飛び立ち遥か高空を横切る機影もあり、なんとにぎやかなことか。以前500mmの望遠レンズに日食観測用のソーラーフィルターを付けて太陽のテスト撮影をしていたところ、太陽に旅客機がすっぽり写り込んでいました。
また夏の夜、150km離れた富士山を天体望遠鏡で覗くと夜間登山をする人たちの明かりが列をなして山麓をジグザグに登ってゆく光が見えるんです。まあ都会は都会なりに工夫して楽しんでおります。でも、でも、やっぱり羨ましいなあ。暗い星空。

投稿者:西大井天文台: at 2013/02/12 23:17

地方空港のことを思えば羽田空港の発着数は桁違いですから、空を見上げると常に飛行機が何処かに見えるでしょうね。
自宅では、小松空港発着の飛行機や北海道方面へ行く飛行機が目につきます。もちろん数は大したことありません。
東京に居た頃、埼玉県秩父地方の正丸峠という所で一晩星見したことがあります。秩父鉄道の正丸駅?で下り、一式担いで
峠を目指しました。峠道の最後の集落から1匹番犬が出てきて、真っ暗な登山道を峠近くまで案内してくれました。
峠で星見していると、自分を中心に半径数mの範囲で何やら動物ががさごそ円を描くように走り回っていました。
逃げ出したいところですが、機材を展開しているため捨てて逃げるわけにもいかず(満天の星を諦めることもできず)
一晩中、周りを這いずり回っている動物の恐怖と戦っていました。(若気の至りです)しばらく我慢していると、周りを
走り回っている動物は数mの距離を保っており、近づく様子は無いことがわかりました。(でも、クマは別です)

自分にとって、夜中に知らない地で一番遭遇したくないのは、実は「(知らない)人」です。(+クマ)
あまりに辺鄙な場所だと、いくら星見に適した漆黒の空であれ、何かあっても誰も気付いてくれないし、犯罪に遭遇する
ことも考えられます。ですから、多少は人の気配がある場所を選ぶようにしています。かといって、夜中に急に明らかに
星見目的とは違う人が現れると心の中では恐怖を覚えます。周りをがさごそしている動物の方がよっぽどマシです。

投稿者:龍吉URL at 2013/02/13 18:05

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