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2014年04月17日

月齢11.6〜16.8@自宅

高倍率ズームコンデジ(PowerShot_SX50HS)導入により、その都度望遠鏡を準備せずに月面撮影可能となった。
↓4月11日〜16日までの月面↓
4月17日(木)未明
4月15日(火)
4月14日(月)
4月13日(日)
4月12日(土)
4月11日(金)
日々の形の変化や主なクレーター、明部暗部模様などを捉えるだけなら高倍率コンデジで十分だ。しかし、小さなクレーターや詳細な月面地形を捉えるには解像度が大きく関係してくるので望遠鏡には適わない。高倍率ズームコンデジは、手軽さから来る速写性が最大の武器で、特に、月面や太陽黒点撮影が容易に行えることから、天文への興味関心を高める効果も期待される。
【データ】2014年4月11〜16日/PowerShotSX50HS(ISO80,JPG)/×100,F7.1,AF,傾斜経緯台、窓枠半固定、ブレ補正On,1/200〜1/30秒、マニュアル露光@自宅前
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投稿者:龍吉at 17:45| 太陽系・月 | コメント(2)

◆この記事へのコメント:

 京都市在住の関西天文同好会所属の芦田昌文と申します。このページの愛読者です。
 小学校の教員をしている私にとって,気軽に太陽や月を撮影して教材化できるカメラの
記事はとても魅力的です。11インチや8インチのシュミカセは所有していても,気軽に
撮影というわけにはいきません。つい手軽な6.5cmP型に手が伸びていましたが,それとて
本当に手軽とは言えませんでした。
 ぜひお勧めのカメラを買い足して修業したいと思っています。

毎日のUPご苦労様です。仕事柄学校のHPはほぼ毎日UPしているだけに,頭が下がる思いです。
無理せずムラなく…UPをお待ちしています。

投稿者:芦田: at 2014/04/17 22:20

芦田さん、コメントありがとうございます。解像度においては望遠鏡に負けますが、手軽さという点では、
高倍率ズームコンデジの方が圧倒的に優位です。そして、望遠鏡を使わずとも月面や太陽が画面いっぱいに
収まる程に拡大撮影できることから、その程度の大きさ、解像度でよければ望遠鏡が要らないということが
もたらす効果は計り知れないと感じています。事実、高倍率ズームコンデジを手にしてからは、自宅ルーフ
に常時望遠鏡を設置しているとはいえ、月面撮影はもっぱら自宅ベランダで、という状態です。

望遠鏡を使うとなると、それなりの解像度を期待しますので、天気良くても気流が安定しない場合は諦める
しかありません。また、天候急変するような不安定な日は端から諦めるしかありません。ですが、コンデジ
1台だけで済む、解像度はそこそこでよいとなれば、ちょっとした晴れ間があれば十分。これこそが、この
カメラの真骨頂なのだと思います。

キャノンの回し者ではありませんが)間もなく後継機種が登場するようです。何と、光学100倍とのことで
期待が持てます。現機種もそうですが、月面や太陽面(減光フィルター必須)だけなら、過大な解像度を期待
しない限り、この1台で十分実用になると思います。ただ、広く一般に普及するとなると、携帯カメラの方
に絶対的な長があると思っているので(携帯レンズ側に取り付けるアタッチメントなどは既に出ていますが)
携帯メーカー各社には、そういうちょっと特化・差別化した携帯の開発を期待しています。

投稿者:龍吉URL at 2014/04/18 18:21

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