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2014年04月24日

4/23晩、ISS国際宇宙ステーション上空通過@自宅

4/24晩19時50分過ぎ、ISS国際宇宙ステーションが自宅上空を通過した。通過時のISS本体を望遠鏡で追いかけてみた↓
19時53分↓
19時52分↓
19時52分
19時53分
19時53分
19時53分
おおきさ比較用「木星」同率拡大トリミング
今回は、昨年10月28日のISS通過と同じで、補給船プログレスがISSの前を先行するのを迎撃用ファインダーで目撃した。/夕方までよく晴れていたが、ISS通過時刻が近づくにつれて北の空から雲が張り出してきて、ハラハラさせられた。また、通過開始直後に連写モードのシャッターが急にトラブルを起こし、対応していたら最接近位置までISSが到達しており、とても焦った。そのため、最接近時の画像は写野を外してしまったが、何とかカタチを捉えることはできた。
【データ】2014年4月23日19時50分頃〜(1/1600秒)/Mead20cmF10SCT(fl=2000mm)直焦点/ペンミニE-PM2(ISO2500,JPG)/@自宅星見台前
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投稿者:龍吉at 15:01| 太陽系・月 | コメント(2)

◆この記事へのコメント:

ISSを望遠鏡とビデオカメラで撮影お見事です。私は追尾は諦めて待ち伏せ撮影ですが、この写真と同じくらいまで倍率上げると1秒以内で画角から外れてしまい苦労しています。どのようにして追尾しておられますか、FBでちょっとだけでもご教授頂ければと思いコメントいたします。私の赤道儀は旧式のJP(JPと名前が付く以前のモデル)で高速微動でもISSを追尾できませんでした。

投稿者:大野博文: at 2014/04/26 09:48

大野さん、問い合わせ有難うございます。ISS追っかけは昨年から始めたばかりで、いろいろ失敗をやらかしながら
挑戦しています。

基本的に、太陽面や月面、惑星面通過については、追尾モーターを利用して通過する天体を入れっぱなしで後は予想
通過時刻寸前に高速連写で迎撃しています。動画撮影は1分ほど前から撮影開始しています。ピントと露光量設定、
撮影開始のタイミングさえ気を付ければ、それほど失敗のリスクは無いように思います。

反して、今回のようなISS本体だけを迎え撃つ場合は、追尾装置は作動させず両軸クランプフリーにしてファインダー
でISSを追いかけ、ISS進行の少し先で望遠鏡を止めて待ち伏せ連写しています。今は少し慣れましたが、当初はつい
つい望遠鏡を完全静止せず無意識に鏡筒を支えてしまい、ブレ画像を量産していました。

何度も失敗を重ねた挙句、分かったことは、いかなる方向に向けても望遠鏡のバランスをしっかりとっておくこと、
だと思いました。今回は、画像の20cmSCTで挑戦したのですが、微妙に接眼部側が若干重いようで少しブレた画像が
あります。動画については、広角レンズで通過する様子をレリーズタイマーで連続撮影しておき、
後で比較明合成する際に動画も作成しています。

ですから、太陽面や月面、惑星面通過の時は望遠鏡を使って動画撮影もしますが、ISS本体だけを追っかける場合は
高速連写のみで行っています。「迎撃」という表現がぴったりでファインダーでISSを追いかけながら高射砲を連射
している感じで何度やっても飽きることはありません。(*´∀`*)

投稿者:龍吉URL at 2014/04/26 20:28

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