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2015年04月04日

本日4日晩は皆既月食

皆既月食当日となった。食の始まりは18時14分で終わりは22時45分。皆既の始まりは20時54分で21時ちょうどに皆既最大、皆既終了は21時6分。日食と違って月食は全国何処でも同時に食が進行していくのが見られる。
★昨年10月8日の皆既月食(高倍率ズームコンデジのみで撮影)↓

月食の観察は、肉眼でも十分。望遠鏡無くても双眼鏡やオペラグラスで見られる。/デジカメのズーム最大にすれば欠けていく形を捉えられる。露光設定は、背面液晶モニターを見て修正する。コツとしては絞り過ぎないようにしてシャッター速度で調節する。ブレ易いので、カメラ三脚か、カメラを何かに置いて撮影するとよい。
★同、小口径望遠鏡にミラーレス一眼カメラを付けて撮影したもの↓

【データ】2014年10月8日19時34分(3秒×1枚撮り)/高橋FC60鏡筒(fl=500mm)直焦点/富士X-T1(ISO640,JPG)/高橋EM10赤道儀ノータッチ@黒部吉田科学館前広場
★2011年12月10日の皆既月食画像3枚から「地球の影」を表現したもの↓

皆既前の月画像、皆既中、皆既後復円中の画像(最低3枚)が撮れたら合成して地球の影を表すこともできる。
【データ】2011年12月10日22時33分〜(1/20秒〜1秒)/ペンタックスK-5(ISO感度200,400,JPG)/ボーグ100ED屈折直焦点(fl=400mmF4)/高橋EM-10赤道儀ノータッチガイド@愛知県碧南市浜町、碧南市運動公園
★昨年10月8日晩、月食の開始から終了までを一枚の画像に比較明合成したもの↓

広角〜標準レンズ付きカメラ(コンデジでOK)を三脚に固定して一定時間ごとに多数枚撮影したものを比較明合成すると月食の進行状況が一枚にまとめられる。
【データ】2014年10月8日18時04分(1秒×209枚比較明)/Nikkor24-85mm,F2.8→F4/ニコンD700(ISO400,JPG)/三脚固定@黒部吉田科学館前広場
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今回は、皆既の時間が短く食が浅い。なので、皆既とはいっても月の一部が常に少し明るく見えるのではないかと予想される。/次に日本で皆既月食が見られるのは約3年後の2018年1月31日=真冬の北陸では条件が厳しい。あいにく本日の天気予報はパッとしないが、雲間から観察できそうなので見ておきたい。
----- ◆4/4皆既月食関連リンク◆ -----
★アストロアーツ社「特集2015年4月4日皆既月食」
★国立天文台「皆既月食2015年4月4日」皆既月食を観察しよう2015キャンペーン
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投稿者:龍吉at 09:28| 星空・星座 | コメント(0)

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