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2019年12月26日

2019年を振り返る【9,10月】

☆彡即位礼正殿の儀の日の太陽Hα像☆彡
即位礼正殿の儀の日10/22,10時半過ぎの太陽Hα像※いずれも画像をクリックすると別窓拡大表示します※10/18〜10/21は天候不良により欠測5日ぶりの観察※NICT情報によると本体東側中央に未だ番号付かない小黒点が現れたようだが、撮影画像では判然としない。周縁の紅炎では東縁9時方向に比較的目立つ噴出あるが、淡くて目視不能。他にもあちこち噴出あるものの、いずれも淡く小さい。引き続き低調な状態が続いているようだ。
↓全体(カラー1)↓10/22,10h42m

↓全体(擬似カラー)↓

↓全体(カラー2)↓

↓全体(白黒)↓

↓東側等倍(カラー2)↓

↓西側等倍(カラー2)↓

↓東側等倍(白黒)↓

↓西側等倍(白黒)↓

【データ】10/22太陽Hα像/2019年10月22日10時42分(1/40sec,68%)/LumixG7(ISO800,4K,MP4,30fps,18秒間)/LUNT60THa+1.4テレコン(fl=700mm)/卓上小型フォーク赤道儀@市内立野原西
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☆彡10/2未明↓C/2018 N2 アサシン彗星とM33(右下)↓☆彡

アフリカーノ彗星(10/2掲載済)の後、続けて望遠鏡を向けたが、これも雲越し撮影となった。135フルサイズデジ一眼にfl=400mmだと写野ギリに入ることが分かり、ステラショット画面を見ながら方向修正。しかし、対象が写野中央から大きく外れるため周辺減光や収差の影響を受け観察記録としては適さない。望遠レンズfl=200-300mm程度が良かったかも(-_-;)
↓同(中央等倍トリミング)↓

小さな尾が南(下)向きに伸びているのが分かる。
【データ】C/2018 N2 アサシン彗星とM33/2019年10月2日0時17分(60秒15枚)/EOS6D(HKIR,ISO3200,RAW-TIF)/BORG100ED,F4(fl=400mm)/LX200赤道儀ステラショット制御、放置追尾@自宅星見台HANA
---------続いて撮影した↓C/2017 T2 パンスターズ彗星↓----------

右上の輝星は「エルナト」(ぎょしゃ座とおうし座両方に使われる星)
雲通過酷く、この一枚しかゲット出来なかった。正に「取り敢えず写りました」という画像。orz
↓同(中央等倍トリミング)↓

【データ】C/2017 T2 パンスターズ彗星/2019年10月2日0時30分(60秒1枚)他は上と同じ

☆彡C/2018W2アフリカーノ彗星☆彡
昨夜9/26は、久しぶりに夕方から朝までよく晴れた。前夜は雲で諦めた話題のC/2018 W2アフリカーノ彗星をようやく捉えることができた。
↓C/2018 W2アフリカーノ彗星↓(画は全て上が北方向/長辺方向トリミング)

※彗星基準で合成=背景の星は彗星の移動方向に流れている※11時方向に尾が伸びている事が分かる※
【データ】2019年9月26日24時1分〜(90秒×8枚Cometモード)/EOS6D(ISO3200,RAW-TIF)/BKP200+コマコレ(fl=800mm)/EM200赤道儀ステラショット制御SS-oneガイド@自宅星見台HANA
↓同、彗星&恒星基準で合成↓

彗星も恒星も流れない合成方法によるが、仕上がりが芳しくないので画像数を減らして誤魔化した。(-_-;)
【データ】2019年9月26日24時1分〜(90秒×8枚Comet&Starモード)/他は上と同じ---------- ☆彡↓口径6cm短焦点屈折(FS60CB)で撮影したもの☆彡 ----------
↓彗星基準で合成したもの(FS60CB)↓

【データ】2019年9月26日23時53分〜(90秒×16枚Cometモード)/富士X-T1(ISO3200,RAW-TIF)/FS60CB(fl=255mm)/高橋P2赤道儀放置追尾
彗星は小口径6cm短焦点屈折でもそこそこ写る明るさがある。尾が伸びているのも分かる。
【データ】24時5分〜(90秒×9枚Comet&Starモード)/富士X-T1(ISO3200,RAW-TIF)/他は上に同じ
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☆彡9/20未明ISS月面通過@砺波☆彡
本日9/20未明2時26分頃、宝達志水町〜高岡市福岡町〜砺波市庄川町へ抜けるISS国際宇宙ステーションによる月面通過(月齢20.2)があった。↓月面通過全体像↓

↓同、通過前半(月面北西側)↓

↓同、通過後半(月面南東側)↓

実は、月を望遠鏡写野中心から少し北へ外してしまったため、周辺部コマ収差の影響で画面右上(=通過開始直後)ほどISS像が怪しくなってしまった。
また、雲の影響で月は終始暈をかぶっていた。月本来の明るさが足りず、(ISSの動きを止めるためシャッター速度は遅く出来ないので)ISO感度を上げるしかなかった。感度を上げると画質が粗くなる傾向にあるが致し方ない。
【データ】9/20,ISS月面通過/2019年9月20日2時26分0秒〜(通過時は26分10秒、1/1000sec)/LumixG7(ISO3200,4K,MP4,30秒)/BKP200+コマコレ+1.4テレコン(fl=1120mm)直焦点/EQ6赤道儀@砺波市太田
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☆彡9/8月、土星とニアミス☆彡

【データ】月齢9.0と土星/2019年9月8日21時35分(1/125sec,62%)/LumixG7(ISO200,4K,MP4,30fps,30秒)/FS60C(B改fl=255mm)/AR-1赤道儀@自宅前
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<龍吉>!(^^)!今秋は各地で台風災害があり9月の晴天率は低かった。(^_-)-☆
<はな>=^_^=太陽Hα観察がブログ記事の半数近くを占めるようになったニャー≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uその分、過去記事再掲載が減った。月面の掲載も増えたワン▽・。・▽


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投稿者:龍吉at 09:07| 彗星・流星 | コメント(0)

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