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2023年09月06日

8/29未明、木星面閃光キャッチ2

8/28木星面閃光キャッチその2:ただ、元動画に写ってました!ではあまりにも情けないので、計測っぽいこと?にトライしてみた。
↓閃光発生位置↓WinJuposによる

↓同2↓

※L1=200,L2=131-4,L3=151-4,B=44°前後とバラツキあり精度悪い※
※見た通り、1コマ画像では木星面の模様がボヤケて不鮮明。外側の輪郭や南北赤道帯のラインと合わせるしかない。元動画では上空気流状態により大きく輪郭崩れるコマもあり、かなり精度は悪い。まあ、大雑把な目安ということで、、。(-_-;)
↓閃光の変遷↓
その3で載せるが、10コマほぼ0.1秒毎に区切りコンポジットしたもの12コマを元動画から得た木星画像に比較明で重ねた画像計12枚を作成した。その12枚を時系列に1枚に(3列4段にして)並べてみた。

印象としては、地上で見る流星や火球と同様に初め〜中盤は徐々に増光し、終盤急激に明るくなって急激に消滅しているように感じた。火球などでは痕跡残すこともよくあるが、どうやら今回木星に突入したものは痕跡が残らなかった?らしい。
この画像では中央2段が比較的明るく目立っているが、実は1番上段の前にも閃光と思われるコマがあり、少なくとももう2段は上に付け加わることになる。閃光の始まりが弱く見逃した?というか、画にならないので割愛している。もう少し出だし(閃光開始)のコマをはっきりさせたいところだが、閃光時の動画を見ると気流乱れた谷間にあったようで判然としない。遊星撮影でいつも泣かされる問題でもある。
【データ】2023年8月29日1時45分20秒〜46分40秒(115fps×80秒)/ASI462Mc(Gain320, Gamma50,Shutter8ms,ROI800x600,RGB,SER)/C11+2.5Barlow(PowerMate)+ADC(fl=6550mm)/NJP赤道儀@自宅星見台HANA
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<龍吉>(-_-;)天体写真も科学写真の仲間、と考えると撮影データを疎かにしてはいけない。努めて正確に残すことが大切と思う。(^_-)-
<はな>=^_^=ただ、これだけ揺らめきがある映像では相当な誤差が生じていると思われる。でも、記録を蓄積することは大切ニャり≡^・.・^≡
<ソラ>U.゚ω゚Uデータの蓄積は大切。誤差はつきものとはいえ、努めて正確な記録を残すことを心がけたいワン▽

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投稿者:龍吉at 23:51| 太陽系・月 | コメント(0)

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