Fish Eye
35mm版銀塩カメラでは360°円形写野となりますが、デジ一眼では対角線方向180°の
魚眼レンズとなります。→今回はデジ一眼による画像を紹介。(次回は銀塩の予定)
【1】早速、星を撮ってみました。星(点像)を撮ればレンズの善し悪しが分かるので..
↓天頂付近。画面上が北(下が南)、右が西(左が東)↓
中央上に北斗七星と北極星、右下に双子座、その下に土星と蟹座、さらに右下こいぬ座、
右上端にぎょしゃ座、中央下に獅子座、その左やや下に乙女座、左端に木星。
北斗七星の左下に牛飼い座、その左にかんむり座..他、かみのけ座、猟犬座..
(★★いずれの画像もクリックすると別窓に拡大表示します★★)
【2】1分露光4枚コンポジットにより、約5分間露光と同程度としたもの
【データ】2006年3月20日23時32分〜37分(露出1分、及び4枚コンポジット)
EOS Kiss_D(IRC除去機、ISO800,RAW)/PELENG 8mm F3.5→F4/三脚固定撮影
※参考ページ※#「ベラルーシ」って?どこの国?
(当然ながら)国産一流品は手が出ないので..しかし、意外といけそう..??
【3】EM-10赤道儀にオートガイダーテスト中の様子
【4】同じくEM-10赤道儀にオートガイダーテスト中の様子
この魚眼はレンズコーティングがイマイチらしく?ゴースト像が発生しやすいようです。
いずれの画像にもゴースト像が見られます(どの程度まで我慢できるかがポイント?)
(EM-10赤動儀によるオートガイドについても後日掲載予定..)
それにしても、魚眼の世界は面白い..しばらく病みつきになりそう..(笑)
投稿者:Ken28at 08:03| 道具・ものづくり | コメント(4) | トラックバック(0)
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TBありがとうございます。
さすが8mmという円周(全天)魚眼は、面白さも難しさもひとしおかと(羨望)。APS-Cサイズのデジタルでも対角線魚眼(以上)に使えて、1粒で2度おいしい レンズですね。
銀塩での全天もおもしろそうです。
投稿者:ゆうひぶたっくす:URL at 2006/03/21 10:46
ゆうひぶたっくすさん
ベラルーシという耳慣れない国の製品、しかも中古譲渡品とあってあまり期待はしてなかったのですが、
乱反射によるゴースト像さえ気にならなければ意外と良かった?というのが感想です。
M42マウントなので眠っていたSPも復活でき、まさに1粒で2度おいしいレンズにしたいと思います。
銀塩試写による全天円周画像は、ただ今現像に出しているところです。
ここしばらくは魚眼の病みつきになるかも?です。(笑)
投稿者:Ken28:URL at 2006/03/22 12:41
おお、PELENG 8mmご購入ですか!おめでとうございます。
PELENGはロシアンレンズの魚眼の代表格ですよ。僕もいずれ欲しいレンズです。
http://www.king-2.co.jp/M42/RM047/RM047.htm
僕の持っている対角魚眼のMC ZENITAR-K 16mmF2.8やJUPITER-9 85mm F2も同様にロシアのレンズです。
ロシアンレンズは独特のフレアが目立つものや、レンズ内部に髪の毛が混入しているような粗雑なものもありますが、ツアイスやライツのコピーが多いので探せばオカイドクなレンズがてんこ盛りです。信頼できるお店で他のも当たってみてはいかがでしょう?
投稿者:Fuuma-mfuk: at 2006/03/22 22:19
ふうまさん
情報有り難うございます。舶来カメラレンズ知識が殆ど無く、価格の安さから手を出したのですが、
これは思わぬ拾い物?だったかも知れませんね..。
(ということは、東独ツァイスの系譜上にあるレンズなのでしょうか?)
ともあれ、ロシア製品侮り難し?という印象です。
ご指摘の通り、私のPELENGレンズもフレアとレンズ内の埃があります。
しかし、フレア、ゴーストが目立たぬよう気を付けさえすれば、実用上の害は無く、お買い得だったと思います。
機会をみて、他のレンズも探してみようと思います。
なお、本日帰宅途上でラボに出していた銀塩フィルムを受け取って来ました。
(明日にでも全天円周パノラマ画像を公開の予定です。)
投稿者:Ken28:URL at 2006/03/23 19:57