2006年04月05日
実験試行>長焦点オートガイド
実は、本実験試行のきっかけの一つは、4/2付エントリィ「ふくろう星雲」から..
(一部大型星雲を除き)惑星上星雲や系外星雲、球状星団の撮影は1000ミリ以上の焦点が
欲しくなります。ところが、そうなると問題になるのがガイド撮影=星の正確な追尾。
手持ち機材での最長焦点はLX90-20(F6.3レデューサ使用1260mm)。今回は、この機材と
同じMead社製DSIカメラによるオートガイドに挑戦してみました。
↓LX90-20(10cm屈折+DSIオートガイダー)一式↓
オートガイド試行に選んだ天体はM51↓(5分露光)ですが...
↑見ての通り、見事に星がブレ(飛び跳ね)ました(涙)
(画像をクリックすると別窓に拡大表示します)
DSIオートガイダーそのものは正常稼働(ガイド星を元位置に戻そうと)しているのが
PC画面で確認できますが、いわゆる突如ガイド星が飛び跳ねる『ぴょこたん現象』が
起きています。
モーター動作音に気をつけていると、時折『カリカリッ』とギヤ脱調が発生しています。
(↓「追記をみる」へ続きます)
(一部大型星雲を除き)惑星上星雲や系外星雲、球状星団の撮影は1000ミリ以上の焦点が
欲しくなります。ところが、そうなると問題になるのがガイド撮影=星の正確な追尾。
手持ち機材での最長焦点はLX90-20(F6.3レデューサ使用1260mm)。今回は、この機材と
同じMead社製DSIカメラによるオートガイドに挑戦してみました。
↓LX90-20(10cm屈折+DSIオートガイダー)一式↓
オートガイド試行に選んだ天体はM51↓(5分露光)ですが...
↑見ての通り、見事に星がブレ(飛び跳ね)ました(涙)
(画像をクリックすると別窓に拡大表示します)
DSIオートガイダーそのものは正常稼働(ガイド星を元位置に戻そうと)しているのが
PC画面で確認できますが、いわゆる突如ガイド星が飛び跳ねる『ぴょこたん現象』が
起きています。
モーター動作音に気をつけていると、時折『カリカリッ』とギヤ脱調が発生しています。
(↓「追記をみる」へ続きます)
追尾ギヤの脱調=ピョコタン現象が起きる原因としては、過重量とバランスの崩れ..
画像からも分かるように、不相応に大きなガイド用望遠鏡が問題かと..
(販売店にお願いして)鏡筒はボーグ・プラスチック製。他の10cm屈折よりは格段に軽い
特別仕様としたのですが、さすがに10cm対物レンズそのものが重い..。
プラスチック鏡筒によるたわみも原因になり得ますが、今回の原因は筒のたわみとは別
問題であることが明らか。
#解決案として、とりあえずガイド鏡は口径6cmに落として軽くするしかなさそうです。
ただ、不相応に大きな口径10cm望遠鏡を敢えてガイド用にしたのにはワケがあります。
【言い訳】なぜそこまでして無理に口径10cmにしたか?と申しますと、
○暗いガイド星が選べる(=視野内のどこかに必ずガイド星がある)
◎ガイドの合間に天体(星雲星団)観望ができる、からです。
しかし、さすがにLX90-20に10cm屈折はオーバーヘビー。断念せざるをえません。(悔)
#やはりオフアキシスガイドの方がいいのでしょうけどねぇ..。
投稿者:Ken28at 19:48| 道具・ものづくり | コメント(0) | トラックバック(0)