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2006年05月21日

系外星雲2つ

天候不順の日が続いたので、星雲・星団用主砲18cmF4ライトシュミットのガイド
鏡筒をビクセン10cmED鏡からボーグの10cmアクロマート鏡に入れ替えました。
5月17日付エントリィ参照)
搭載重量が軽くなったことによりバランスも劇的に?改善されたようです。
(#その間にシュワスマン・ワハマン彗星は明け方の空へ行ってしまいました)
で、ようやく雨も上がったので雲間から強引にオートガイド試験も兼ねて撮影。
M51(子持ち銀河)
M51c4e0520sv
M101(回転花火銀河)
M101c3e0520sv
★いずれも画像をクリックすると別窓に拡大表示します★
#ギヤ鳴りがしなくなり、どうやらピョコタン現象が解消した?ようです。

M51部分トリミング画像
M51c4e0520svu
M101部分トリミング画像
M101c3e0520svu
撮影データ 2006年5月20日/EOS kiss_D(IRC除去機,ISO1600,RAW)
M51:22時37分〜54分(4分×4枚)/M101:23時17分〜29分(4分×3枚)
ミカゲ製18cmF4ライトシュミット鏡筒/NJP赤道儀+ボーグ10cm屈折オートガイド
自宅前で撮影

投稿者:Ken28at 18:27| 星雲・星団 | コメント(4) | トラックバック(0)

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◆この記事へのコメント:

渦巻きの構造が手に取るようにわかります。
やはり長玉はオートガイダー、あこがれます。
ピョコタン現象は、やはりバランス問題だったと考えてよいのでしょうか。

投稿者:ゆうひぶたっくすURL at 2006/05/22 16:32

ゆうひぶたっくすさん
今回の軽量化によって、ウエイト1個分近く軽くなったように思います。
表記の仕方がまずかったですね。ピョコタン現象は目に見えるようなのが減少しただけ?です。
今回の画像も点像ではなく若干ブレがあります。Web程度では我慢できるレベルになっただけ。
今までは過重バランスのため、このブレの影響が大きく出てしまっていたわけです。
現在、ガイド鏡筒の焦点距離は約650mmなので(主鏡焦点は720mm)、精度不足も考えられます。
(その代わり口径10cm効果でガイド星選択は苦労しなくて済みますが..)

投稿者:ken28URL at 2006/05/22 18:15

なるほど、拡大すると若干星像が伸びているのが判りますね。
でもうちのGPに比べるとまん丸ですよ。^^;
今日、うちもようやく「D」が付きました。Qcamでの半自動ガイドと相まって、飛躍的な長時間露光が可能になるはず・・なのですが、その前に・・
お天気良くならないかな?

投稿者:Fuuma-mfuk: at 2006/05/23 00:06

ふうまさん
実は、今回の軽量化ではプレート上の主鏡筒取付位置も若干赤緯軸よりに変更しました。
赤緯軸周りのギヤ噛み合わせや重さも再調整しました。
これらの効果も意外とあったように思いますが、まだ十分とは感じていません。
ガイド鏡筒の焦点距離が不足していることも問題かも知れません。

投稿者:ken28URL at 2006/05/23 22:01

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